静岡市が社会課題解決へ始動!『UNITE 2026』で障害福祉含む共創アイデアを全国のスタートアップから募集

静岡市は、株式会社静岡新聞社、株式会社eiiconと共同で、静岡市が抱える多様な社会課題の解決を目指す「知・地域共創コンテスト『UNITE 2026』」を始動しました。本コンテストは今年で三期目を迎え、全国のスタートアップから共創アイデアを募集しています。特に、障害福祉分野に関心を持つ方々にとって、地域の課題解決に貢献する大きなチャンスとなるでしょう。

静岡市『UNITE 2026』とは?地域とスタートアップが挑む社会課題解決

『UNITE 2026』は、静岡市が「社会課題の解決・地域企業の変革の先進市」をビジョンに掲げ、革新的な技術やサービス、アイデアを持つスタートアップ(急成長を目指す新興企業)と地域社会の力を結集し、新しい社会システムを構築することを目指すプロジェクトです。

この取り組みは、企業内部だけでなく、外部の技術やアイデアを積極的に取り入れる「オープンイノベーション」の手法を活用しています。昨年度までに全12チームが共創事業の実証フェーズに進んでおり、その成果が期待されています。

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障害福祉の未来を拓く!『UNITE 2026』の注目テーマ

本コンテストでは、静岡市が提示する18の具体的な社会課題テーマに加え、スタートアップが自由に提案できる「自由テーマ」が設けられています。

誰もが安心して暮らせる社会へ:防災・こども・まちづくりテーマ

障害福祉に関心のある読者にとって、特に注目すべきテーマがいくつかあります。例えば、「誰もが避難所運営の担い手になれるまちへ」や「『知る防災』から『動ける防災』へ」といった防災分野のテーマは、災害時に誰もが安全に避難し、安心して過ごせるインクルーシブな(包摂的な)社会の実現に直結します。

また、「発達が気になるこどもとその親が孤立せず、安心して頼れる居場所につながるまちづくり」というテーマは、発達障害のあるお子さんやそのご家族が地域で孤立することなく、必要な支援や居場所にアクセスできるような仕組みづくりを目指すものです。これは、障害福祉における重要な課題の一つであり、新しいアイデアが求められています。

これらのテーマ以外にも、「自由テーマ」では障害福祉に関する独自の共創事業案を提案することが可能です。あなたのアイデアが、静岡市の地域共生社会をさらに推進するきっかけとなるかもしれません。

社会実装まで伴走!『UNITE 2026』が提供する手厚い支援体制

『UNITE 2026』は、単なるアイデア募集にとどまらず、提案された共創アイデアが着実に社会で活用される「社会実装」まで見据えたプログラムです。

特徴的なのは「地域巻き込み型プログラム」で、社会課題を提示した静岡市の所管部署がスタートアップとともに主体的に取り組みます。行政だけでなく、地域の事業者や団体も巻き込むことで、より実現性の高い社会実装を目指します。

さらに、「着実に社会実装まで繋げるプログラム」として、最大1年間という十分な実証期間が設けられ、必要な検証に活用できる実証支援金が提供されます。事業化に向けた継続的な支援も多面的に行われ、社会課題解決と持続性のあるビジネス創出の両面をサポートします。

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応募から社会実装までのロードマップ:『UNITE 2026』スケジュール

本事業のスケジュールは以下の通りです(予定は変更の可能性があります)。

    • エントリー開始: 2026年7月8日

    • 事業説明会(オンライン): 2026年7月10日(金)14:00~15:00

    • 応募締切: 2026年8月7日(金)

    • 一次審査(書類・面談): 2026年8月中旬~9月上旬

    • 二次審査会(ピッチ審査): 2026年11月11日(火)@静岡市内

    • 実証フェーズ: 2026年11月中旬~2027年11月

    • 社会実装フェーズ: 2028年4月以降

あなたのアイデアで静岡の未来を創造!応募方法と問い合わせ先

静岡市の社会課題解決に貢献したい、自身のアイデアを社会実装したいと考えるスタートアップや企業は、ぜひこの機会に『UNITE 2026』への応募を検討してみてはいかがでしょうか。

応募の詳細や過去の実績については、以下の公式ページで確認できます。

本事業に関するお問い合わせは、以下の事務局までご連絡ください。

    • 『UNITE2026』運営事務局(運営:SHIZUCO 担当 園原、山中)

    • Mail:shiz-unite@eiicon.net(件名に「静岡市知・地域共創コンテストUNITEの問い合わせ」と記載)

オープンイノベーションを推進するeiiconとは?

本事業の運営に携わる株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営しています。

オープンイノベーションとは、2003年にヘンリー W. チェスブロウが提唱した概念で、企業内部の資源だけでなく、社外の技術やアイデアを積極的に取り入れることで、革新的な新しい価値を創造する方法論を指します。

eiiconは「AUBA」を通じて、累計登録社数39,000社を超える企業間での共創を支援しており、事業創出をサポートしています。


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77