Last Updated on 2020年3月7日 by 菅間 大樹

シングルマザー・シングルファザーのための場所

ひとり親交流サークル「エスクル」では、障害児をもつひとり親のためのコミュニティ「障害児をもつひとり親LINE」を立ち上げました。

シングルで障害をもつ子供を抱えての生活は極めて大変で、一方で障害児をもつ親のコミュニティは少なく、ひとり親に至っては皆無と言えます。そこで、人数が少なく「孤立」しやすいため、エスクルのスケールメリットを活かし、障害児をもつひとり親のためのコミュニティを設立、LINEのオープンチャット機能で気軽に交流できる場をつくりました。

オープンチャットは今お使いのLINEのプロフィールとは別のプロフィールを使うことができ、個人の連絡先が交換されることはありません。

【障害児をもつひとり親LINEとは?】

対象:障害児を持つひとり親(予定者も含む)
重度から軽度、診断前、難病もちの方もご参加できます。

●医師から聞いた情報やノウハウの共有
●障害年金についての情報交換
●福祉用具や介護用品の譲り合い
●還付制度や控除制度の情報提供
●ヘルプマークの認知度向上活動(災害時に周りが知らなければ意味がない‼)など

【エスクルについて】

行政や民間企業ではなく、得意分野を持った「ひとり親」が自主的に運営している。
シングルマザーの団体は多いが、本会はシングルファザーの参加も積極的に促している。
単なる交流だけでなく、行政と連携してひとり親支援、婚活サポートも目指している。
子連れで参加でき、遊びコーナーの充実など、子供も楽しめる内容。

【エスクルが提供する機能】

● 交流機能:定期的なイベントの実施(交流会、バーベキュー、ハロウィン、クリスマスなど)
● 支援機能:行政と連携して情報提供、子供服どの譲り合い、ひとり親の声を集めて政策提言など
● 婚活機能:パートナーづくりに関するサポートや、子供を含めた関係構築

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77