Last Updated on 2021年3月20日 by 今井 靖之

スポーツを支える人や技術を知る・スポーツの進化を触れて感じる

港区立みなと科学館(所在地:港区虎ノ門 館長:布施直人)では、2021年3月10日(水)から5月9日(日)まで、企画展「スポーツ展」を開催します。「スポーツ展」は、スポーツやアスリートの紹介だけでなく、スポーツの素晴らしさを科学的側面から捉え、また、支える人の技術的側面をご覧できる企画展です。
特に道具の進化に着目した展示を充実させ、新旧の実物を見比べることで、アスリートの記録を支えている道具の進化を間近に感じることができます。また、パラスポーツにおける最新の補助器具も展示。見るだけでなく、実際に本物のバスケットボール用車いすに乗ってボールを投げたり、人体拡張工学を用いたスポーツを体験できるコーナーもあります。
そのほか、関連イベントとして、スポーツ界から様々な方をお招きし、トークショーや講演会も開催します。

開催概要

主催:港区立みなと科学館
期間:令和3年3月10日(水)~令和3年5月9日(日)
※休館日:4月12日・13日
入場料:無料
みなと科学館では現在コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来館は事前予約制(先着)とさせていただいております。詳しくはみなと科学館公式ホームページをご覧ください。

●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00〜20:00(プラネタリウム最終投影19:00開始、最終入場時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日) ※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムのみ有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
URL:https://minato-kagaku.tokyo/
Twitter:@minato_kagaku

パラスポーツの道具にも着目

■道具の進化を実物から感じられる展示が多数
「スポーツ展」のこだわりの一つは、道具の進化を実物を見て感じていただくことです。例えば短距離走で使用するスパイクも、従来型のピン有りスパイクから、ピンの無いものに進化していることをご存じでしょうか。テニスラケットも木製からアルミ、カーボンへと進化。こうした進化を実物を見ることで、文字だけでは得られない感動を味わっていただきたいと考えます。特に会期前半には1964年製の鞍馬を、会期後半には最新の鞍馬を展示します。約60年を経て鞍馬がどう変わっていったのか、本物を見ることで多くのことを感じていただけるのではないでしょうか。
パラスポーツの道具にも着目しました。激しい動きが魅力の車いすバスケットボール。会場には実物を展示するだけでなく、実際に座って動かしていただけるコーナーも設置。レース用の車いすや、チェアスキー等実物をご用意。間近でご覧いただくことができます。
会期後半には陸上競技の計測に焦点を当て、マラソン用のタイマーや、スターティングブロック、最新の計測システムに関する映像等も展示。体験コーナーも内容を入れ替えて展開いたします。

■付帯イベントも多数開催
スポーツ展では、展示だけでなく、各種イベントも充実。栄養や心理学、スポーツ教育、義肢装具士やパラアスリート等、様々な分野の専門家をお招きし、トーク&体験イベント等を開催。普段からスポーツを楽しむ方はもちろん、将来スポーツに関する仕事や体育教師を目指す学生・生徒の方々にも興味深くお聞きいただける内容で開催いたします。
そのほか、会場内でのクイズラリー、応援フラッグやスリットアニメーション作りに挑戦するテーブルサイエンス等、小さなお子さまにも楽しんでいただけるイベントを随時開催して参ります。

株式会社トータルメディア開発研究所

代表者:山村健一郎
所在地:東京都千代田区紀尾井町3番23号 文藝春秋新館4階
URL:https://minato-kagaku.tokyo

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。