Last Updated on 2020年2月28日 by 菅間 大樹

「障害者が安心して利用できる店」を示す長野市独自の制度

長野市は独自制度「障害者にやさしい店」の登録を開始しました。
これは、障害のある人を特別視することなく、障害のある人が安心してサービスを利用できる「心のバリアフリー」の気持ちのある店が「長野市障害者にやさしいお店」として登録(エントリー)し、障害のある人の社会参加を応援していくもの。

「障害者にやさしいお店」とは、下記の5点ついて適切な対応ができる店となります。

・障害を理由としてサービス提供拒否や入店拒否をしないこと
・ 心のバリアフリーを大切にした店づくりを進めること
・合理的配慮の提供に努めること
・障害者の社会参加を応援すること
・障害者との対話を大切にすること

市が目標とするのは、今後5年間で1000店舗の登録。また、本事業を広く認識してもらうことを目的にシンボルマークを作成。シンボルマークを使用したステッカー等を作成し登録店へ配布、店舗の入口等に掲示してもらうとのことです。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77