Last Updated on 2020年7月6日 by 菅間 大樹

すべての生きづらさを抱えた人たちのオンラインメディア

精神障害などにより生きづらさを抱えた人向けの情報サイトが「生きづらさJAPAN」4月23日に正式オープンしました。
「生きづらさJAPAN」は人々の抱えている「生きづらさ」を「生きやすさ」に変えるためのオンラインメディア。「生きづらさ」に関する生の情報を発信し、「生きづらさ」を抱えている人どうしが交流する場を提供しています。昨年9月の仮オープンを経ての正式スタートとなります。
同サイトでできることは以下の4つになります。

イベントの登録と検索

全国には多数の自助グループや様々なイベントが存在しますが、これらの情報のほとんどはネットで検索しても見つかりにくいため、多くの当事者は目にすることが難しいです。
そこで、生きづらさJAPANではイベント検索機能を提供し、自助グループの情報や各種イベントの検索や投稿ができるようにしました。
なお、イベントの登録にはイベント主催者登録とログインが必要です。登録は無料です。

大喜利

笑点の大喜利のように、特定のお題に対して回答ができる場です。また、他の人の回答に対して(「いいね!」にあたる)座布団をあげることもできます。
回答は真面目に行っても笑いをとりにいっても構いません。
なお、回答や座布団をあげる機能の利用にはユーザー登録とログインが必要です。登録は無料です。

読者投稿とコラム

当事者を中心とした皆様が抱えている生きづらさに関する体験談や情報共有などの、当事者発信の場です。
なお、読者投稿やそれに対する「いいね!」の機能の利用にはユーザー登録とログインが必要です。登録は無料です。また、コラムを閲覧する場合は、更に有料会員登録が必要になります。

生きづらさに関するニュースの閲覧

メディアが発信する福祉などに関する各種ニュースをまとめて見られます。様々なメディアから発信される福祉などのニュースを一元化することで、生きづらさに関する情報をワンストップで、生きづらさJAPANの利用者に提供します。

【特別企画】読者投稿ポジティブキャンペーン開催

また、現在は新型コロナ禍でのネガティブな話題を吹き飛ばすべく、特別企画を開催しています。“読者投稿ポジティブキャンペーン”と銘打って、読者投稿を使ったキャンペーンスタート。
ネガティブな話が多い中、実際にはコロナウィルス騒動でできたことなどポジティブなことも多数あるはず。そこで、身の回りに起きた「ポジティブ」なことを投稿してもらい、それを閲覧して、こんな世の中だからこそ前向きに進んで行けるようにとの企画となっています。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77