Last Updated on 2023年5月4日 by 菅間 大樹

【内容情報】(出版社より)

これまでアベノミクスによる「円安誘導」、「デフレ克服」の結果として、大手輸出産業などは戦後最大の増収増益となるに至った。
しかし現在、国民全体を見渡せば、コロナ禍の中で飲食業、宿泊業、サービス業等が不況に陥り、失業者や生活困窮者の増大が大きな社会問題となっている。またこれまでの規制緩和や資本の効率化などによって非正規雇用は増大しており、「子どもの貧困」や、地方における「少子高齢化」による人口減少も深刻である。
そもそも「社会福祉」とは、このような生活課題に対するものである。本書では身近な生活問題、現実を中心に据え、私たちの生活を保障する制度、サービス等について解説。子育て支援や公的扶助、高齢者・障害者福祉など幅広い問題について、歴史的背景も概説した上で、その現状と課題、さらに今後の社会福祉を展望する。
本書は2019年刊行の『改訂版 現代社会福祉概説』をもとにした改題改訂版であるが、平易な言葉で、できるだけ分かりやすい解説となるよう心掛けた。社会福祉士や精神保健福祉士、介護福祉士、保育士等を目指す学生はもちろんのこと、広く一般の方にもお薦めしたい一冊。

  • 発売日 : 2021/4/1
  • 単行本(ソフトカバー) : 232ページ
  • ISBN : 978-4861868061
  • 出版社 : ふくろう出版
  • 言語 : 日本語

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。