ここ30年間に不登校児童数といじめの報告件数は、小学生で5.2倍と46倍、中学生で2.5倍と6倍、特別支援教育対象児童は、15年間に小中学生ともに3倍近い。少子化にかかわらずだ。本書は深刻な混迷の中にある日本社会と教育の歴史を辿る。なぜここまで行き詰まったのか――。貧困、学校紛争、日教組、財界主導、校内暴力、政治介入、いじめ、学級崩壊、発達障害の激増など、各時代の問題を描きつつ、現在と未来の教育を考える手掛かりとする。
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親と教師のための 思春期のメンタルヘルス
子どもが思春期に入ると、親子関係は大きく変化し、わが子との接し方に親の戸惑いは膨らむばかり。本書では思春期の心理から、発達障害、精神疾患、自殺関連行動、ゲーム依存、不登校に至るまで幅広くカバーし分かりやすく解説。思春期の子を持つ親御さん、教師の皆さんに向けての至高の一冊。現状に即し内容を増補改訂。
パートナーが発達障害かも?と思ったときに読む本
「忘れっぽい」「すぐにキレる」「浪費癖がある」「引きこもる」「勝ちにこだわる」…
配偶者や恋人といったパートナーに発達障害の特性があり、頻発するトラブルに悩まされている人は少なくありません。
知的障害特別支援学級と生活単元学習
近年、特別支援学級に在籍する子どもが増えています。本書で扱う知的障害特別支援学級においても毎年のように設置数が増加しています。しかし、担任の先生を支える体制は必ずしも十分ではありません。
レジリエンスを活性化する タッピング・イン: トラウマケアの定番EMDR生まれのセルフケア
自分を癒し,支える力は自身の内側にある。肯定的な記憶(リソース)と左右の刺激(タッピング)を使ったシンプルな方法で,自らの心身を安定化・ケアするためのガイド。不安の軽減,トラウマの応急手当,嗜癖からの回復,パフォーマンスの向上など幅広く活用できる。対人援助職の燃え尽き防止,災害時の子ども支援にも有効。
すべての子どもに寄り添う特別支援教育
コアカリキュラム「特別支援教育(特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解)」に対応したテキスト。単なる障害や支援の紹介にとどまらず、障害などにより困難さを抱える子どもが、今を、そして、これからを自分らしく生きていく、それに私たちが寄り添い共に生きるという視点に立ち、特別支援教育について理解を深めていく。
試し勤務制度の運用のキモがわかる「休職・復職の実務と規程」実践講座(S310)+メンタルヘルス不調による休職・復職の実務と規程[日本法令セミナーシリーズ]
メンタルヘルス不調者の復職判断は難しく、トラブルが頻発します。これは、自然退職を回避して職場復帰をしたい労働者およびその意思を尊重して診断書を作成する主治医と、従前に近い労務提供が可能な状態での職場復帰を求める会社とで、判断のために有している情報が異なり認識に相違が生じていることに起因します。
are you listening? アー・ユー・リスニング
注目の作家 ティリー・ウォルデンが描く、トラウマと悲しみを乗り越えて旅をする2人の女性の物語。
すべての子どもの権利を実現するインクルーシブ保育へ: 多文化共生・障がい・家庭支援・医療的ケア
多様な背景をもつ子どもたちが増える中、どの子も排除されず、生きいきと育ち合える保育はどうしたら実現できるのか。それは従来の保育とどう違うのか。現在進行中の4つの実践と海外の事例から、インクルーシブ保育で大切にしたい共通のポイントを探ります。