デジタルリハビリ/療育ツール「デジリハ」が東京都の社会課題解決事業に参画

東京都が推進する社会課題解決に向けたスマートサービス実装事業「Be Smart Tokyo 」に、デジタルリハビリテーション/療育ツール「デジリハ」がスマートサービス提供者として参画しました。

この取り組みの一環として、児童発達支援や放課後等デイサービスを提供する通所支援施設など、都内3施設での「デジリハ」導入が開始される予定です。

デジリハ、東京都「Be Smart Tokyo <Inclusive>」に参画

「デジリハ」導入予定施設

「デジリハ」は、以下の療育施設で導入が進められる予定です。支援対象や運営形態の異なる施設で活用することで、療育現場における多様なニーズに応じた活用が推進されます。

  • 社会福祉法人章佑会 やすらぎの里北小岩 もあ 重症心身障害児通所施設(江戸川区)
  • 特定非営利活動法人ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会 チャイルドデイケア 「ケンパ井の頭」(三鷹市)
  • 合同会社キズナブリッジ ウィズ・ユー江東大島(江東区)

療育活動における「デジリハ」の活用と期待

「デジリハ」は、子どもの主体的な参加を促しながら、療育活動の幅を広げることを目指しています。具体的な活用内容として、以下の点が挙げられます。

  • 子どもの主体的な参加を促す療育支援の実現
  • 障害特性や発達段階に応じた個別支援への活用
  • 療育活動におけるデジタルコンテンツの有効活用
  • 支援者が日常の療育活動の中で継続的に活用できる環境づくり

現場の支援者が日常的にデジタルツールを活用できる環境を整えることで、療育現場におけるデジタル活用の定着が図られます。また、本支援により初期導入コストの負担が軽減され、療育現場でのデジタルツール導入が円滑に進む環境が整いました。これにより、療育分野におけるデジタルサービスの社会実装が推進されることでしょう。

東京都「Be Smart Tokyo 」について

東京都は、先端技術を活用した便利で快適な都市「スマート東京」の実現を目指しています。「Be Smart Tokyo 」は、令和4年度より開始された「スマートサービス実装促進プロジェクト」の後継事業であり、社会課題の解決に向けて、インクルーシブをテーマとしたスマートサービスの社会実装を支援する取り組みです。

デジタルサービスの活用を通じて個人をエンパワーメントし、時間の有効活用や困りごとの解決を実現することで、社会課題の解決を前進させることを目的としています。

詳細については、以下のURLをご覧ください。

東京都「Be Smart Tokyo 」

デジタル技術が拓く療育の未来

今回の「デジリハ」の参画と導入は、デジタル技術が療育現場にもたらす新たな可能性を示しています。子どもの主体性を引き出し、個々の成長に合わせた支援をより効果的に行うためのツールとして、「デジリハ」の今後の展開に注目が集まります。

「デジリハ」の詳細については、以下のウェブサイトをご参照ください。

デジリハ 公式ウェブサイト

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77