インターネット環境がない高齢者への情報提供に取り組む「あわい」

茨城県の取手市、守谷市、利根町を中心に、地域の高齢者やそのご家族に向けた無料の情報誌「あわい」が発行されています。この情報誌は、インターネット環境がない方々にも地域の医療、介護、福祉、生活に関する重要な情報を提供することを目指しています。

近年、多くの情報がインターネット上で共有されるようになりましたが、ご高齢の方の中には自宅にインターネット環境がなかったり、スマートフォンを使いこなすことが難しい方も少なくありません。「あわい」は、そうした情報格差を埋め、地域で暮らす方々が安心して生活できるよう、紙媒体での情報発信を続けています。

あわい 創刊号

地域に根差した情報で安心を届ける

「あわい」は昨年4月に創刊されて以来、1回あたり1000冊を印刷し、地域の医療機関、介護事業所、公共施設など約80か所に設置・配布されています。昨年は年間で4回発行され、地域に密着した多岐にわたる情報が提供されてきました。

情報誌には、介護が必要になった際に利用できる介護保険サービスや、医療における在宅サービスといった専門的な内容から、地域の各事業所に焦点を当てた紹介、地域イベントの取材、老人クラブへの訪問記事などが掲載されています。これにより、読者は住み慣れた地域でどのようなサービスが受けられるのか、どのような活動が行われているのかを具体的に知ることができます。

例えば、ホームヘルパーのサービス内容や利用方法について分かりやすく解説するページや、薬剤師が地域住民と健康について語り合う「健やか教室」の様子なども紹介されています。

ホームヘルパーのお仕事

健やか教室の様子

クラウドファンディングで活動継続を支援

地域のご高齢者が、少しでも安心して住み慣れたご自宅で暮らしていけるように、情報誌「あわい」は今後も情報発信を続けていく方針です。この活動を継続し、さらに多くの地域の方々に情報を届けるため、現在クラウドファンディングを実施しています。

クラウドファンディング告知

クラウドファンディングは2026年3月31日まで行われており、活動の趣旨に賛同し、支援を検討される方は、以下のURLから詳細を確認できます。

この取り組みは、情報格差の解消を通じて、高齢者が地域でより豊かに、そして安心して暮らせる社会の実現に貢献しています。

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findgood

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77