講演の背景と見どころ
災害時、障害のある人々や女性は、社会的な構造によって複合的な困難に直面することがあります。瀬山氏は、1990年代から一貫して障害者の権利擁護に携わり、東日本大震災時には、さいたまスーパーアリーナでの避難者支援や「東日本大震災女性支援ネットワーク」の世話人として、現場の最前線で活動しました。
本シンポジウムでは、その豊富な現場経験を基に、震災以降の15年間で変化した課題や、近年重要視されている「インクルーシブ防災」の概念を解説します。性別や障害、社会的立場など、複数の属性が重なり合うことで生じる困難(インターセクショナリティ)にどう向き合うべきか、一人ひとりの尊厳が守られる地域づくりの指針が提示されます。
講師プロフィール
瀬山 紀子(せやま のりこ)氏
埼玉大学 ダイバーシティ推進センター 准教授
同大学 社会変革研究センター レジリエント社会研究部門 兼任
大学生の頃から地域で暮らす障害者の介助者として活動を開始。1990年代末より障害者欠格条項の撤廃運動やDPI女性障害者ネットワーク等の活動に参画しました。埼玉県男女共同参画推進センター職員として東日本大震災の避難者支援に従事した経験を持ちます。現在は埼玉大学にて「障害学」や「防災・災害学とグローバルジャスティス」の研究・教育に携わっています。本シンポジウムでは導入講演として、東日本大震災以降の災害と障害をめぐる課題や、新たに提唱されてきた概念が目指す社会像について話題提供を行います。
開催概要
「第13回協働型災害訓練 in 杉戸」は、日本財団2025年度災害対策ローカルネットワーク構築採択事業および埼玉県災害ボランティア団体ネットワーク「彩の国会議」2025年度第3回定例会(中央研修)として開催されます。

- 題名: 第13回協働型災害訓練 in 杉戸「防災DX2.0〜コンセプトフリーな世界を考える〜」
- 日時:
- 2026年2月6日(金)9:00〜17:00
- 2026年2月7日(土)9:30〜17:30
- 場所:
- 彩の国いきいきセンターすぎとピア(〒345-0024埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)
- Zoom(オンライン)
- 対象:
- 最新の災害支援が知りたい人や団体
- ICSを学びたい防災担当者、関係者
- 災害支援の仲間と出会いたい人や団体 など
- 費用: 1人3,000円/日(税込、オンライン・オフラインとも、2日券割引あり)
- 町内在住・在勤者、周辺自主防関係者、彩の国会議メンバーは参加費無料
- 支払い: Peatix
- 定員: 会場参加100名・Zoom参加200名

参加申込
協働型災害訓練の参加申し込みは、以下のPeatix特設ページから手続きできます。



