認知症当事者の生活を支えるヒント満載!経産省採択事業の製品・サービスを紹介する「高齢者に優しい製品とサービスガイド」が発売

2026年3月12日、株式会社ビークルは、経済産業省オレンジイノベーションプロジェクトに採択された9つ+αの製品とサービスを紹介する書籍「高齢者に優しい製品とサービスガイド」を発売しました。

この書籍は、「認知症になっても使いやすい、または認知症による困りごとをサポートする」というテーマのもと、同プロジェクトで採択された事業の中から選ばれた製品やサービスを詳しく解説しています。

新刊書籍刊行までの経緯

株式会社ビークルが開発した「おぼえている手帳」は、開発者である館神龍彦氏の母親が認知症を発症したことをきっかけに2021年に誕生しました。この「おぼえている手帳」は、2024年に経済産業省オレンジイノベーションプロジェクトの採択事業となり、同プロジェクト関連イベントでの他社との交流がきっかけで、今回の書籍制作に至りました。

書籍では、協力企業9社が各章・各節に寄稿し、それらを編集してまとめられています。

新刊書籍の内容

「高齢者に優しい製品とサービスガイド」では、経済産業省オレンジイノベーションプロジェクト採択事業の9つ+αの製品とサービスが紹介されています。認知症の当事者(主に高齢者)と実際にやりとりをする中で開発された商品が中心です。

高齢者に優しい製品とサービスガイドの表紙と目次

第一章 アクティブな暮らし

第二章 生活をアシストする

第三章 脳と記憶に働きかける

これらの製品やサービスは、いずれも高齢者とのやりとりの中で開発されたものであり、当事者やそのご家族に役立つものばかりです。また、開発ストーリーからは、超高齢化社会における課題解決の具体的な方法や、異なる分野における製品開発にも役立つヒントが得られるでしょう。

付録には、これ以外の多くのオレンジイノベーションプロジェクト採択企業が、企業名、プロダクト、Webサイトとともに紹介されています。

発売情報

本書は、2026年3月12日にAmazon Kindleで発売され、ペーパーバックも刊行されます。
Amazon.co.jpで詳細を見る

編著者の所感と今後の展望

編著者である館神龍彦氏は、本書の編集を通じて、認知症の高齢者といえども、生活上の困難には多種多様な種類があることを改めて認識したと述べています。紹介されている9つの製品・サービスは、それぞれ異なる観点からこれらの問題にアプローチし、困難の軽減という課題解決に貢献しています。このアプローチの違いが、目次の3章の章分けに反映されています。

株式会社ビークルは、今後もこのような製品を紹介する書籍や情報を刊行していく予定です。

編著者プロフィール

館神龍彦(たてがみたつひこ)氏は、デジアナリスト、手帳評論家、セミナー講師として活動しています。母親の認知症発症をきっかけに「おぼえている手帳」を開発・販売し、令和6年からはオレンジイノベーションプロジェクトの採択事業となっています。株式会社アスキー勤務を経てフリーとなり、『システム手帳新入門!』(岩波書店)など著書多数。特に『手帳と日本人』(NHK出版新書)は、大学受験の問題に3度出題されるなど、高く評価されています。また、「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)、「あさイチ」(NHK総合)など、テレビ・ラジオ出演も多数あります。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77