重症心身障がい児と家族のための「インドアお花見」が今年も開催

特定非営利活動法人EPOが運営するコミュニティ「COCOLON」は、重症心身障がい児とその家族、きょうだい、支援者を対象とした「インドアお花見」を2026年3月29日(日)に開催します。

このイベントは、一昨年、昨年ともに募集開始直後に満席となるほど人気が高く、今年は経験豊富な和食シェフによる和洋折衷ランチが提供されます。

お花見イラスト

外出の困難さを乗り越える「インドアお花見」

重症心身障がい児や医療的ケア児を育てる家庭では、医療機器の管理、移動の負担、食事形態への配慮といった理由から、一般的な外出や外食、季節行事への参加が難しい現状があります。

特に「お花見」は、屋外の環境、人混み、寒暖差などが影響しやすく、参加を諦めざるを得ないケースも少なくありません。

COCOLONの「インドアお花見」は、こうした課題を解決するために企画されました。会場には桜の木や春らしい花の装飾が施され、天候や気温に左右されず、安全で快適な環境の中で春の季節行事を楽しむことができます。

お花見の課題とCOCOLONの解決策

和食シェフ監修の特別ランチと安心の食事対応

今年のイベントでは、東京都足立区の「旬菜旬魚よねやま」の和食シェフ山本将義氏が監修する和洋折衷ランチが提供されます。これまで提供されてきたイタリアンランチから趣向を変え、新たな味わいが期待されます。

シェフ山本将義氏

NPO法人ゆめのめ代表で管理栄養士の大高美和氏の協力により、参加者の状態に応じたペースト食やきざみ食などの個別食形態にも対応。家族と同じものを食べられるように配慮し、「安全性」と「食の楽しみ」の両立を目指しています。

和洋折衷お花見ランチ 前菜

和洋折衷お花見ランチ お椀・煮物

和洋折衷お花見ランチ 食事・デザート

ペースト食の専門家による加工

快適な環境を提供するCOCOLON BASE

イベント会場となるCOCOLON BASEには、おむつ交換台や医療的ケア用の電源・設備が完備されており、お子様と一緒に安心して快適に過ごせる環境が整っています。これにより、医療的ケア児や重症心身障がい児が安心して食事や交流を楽しめるよう工夫されています。

屋内イベントの利点と安心の設備

開催概要

  • 日時: 2026年3月29日(日) 11:00~14:00

  • 会場: COCOLON BASE (東京都江戸川区篠崎町7-21-16 2F)

  • 対象: 重症心身障がい児、医療的ケア児とそのご家族

  • 内容: 屋内でのお花見ランチ交流会

  • 定員: 8組30名

  • 参加費:

    • 【会員】大人2,500円、子ども1,500円

    • 【一般】大人5,000円、子ども2,500円

  • 申込開始: 2026年3月2日(月) 12:00

  • イベント詳細・申込: https://co-co-lon.com/events/event/cherry_lunch26

本イベントへの協賛企業・パートナーも募集しています。詳細は以下のフォームをご確認ください。

COCOLONと特定非営利活動法人EPOについて

COCOLONは、重症心身障がい児に関する「繋がり」「学び」「遊び」「楽しみ」を提供するコミュニティです。障がいの有無に関係なく参加できる多様な企画やイベントを通じて、交流や情報交換の場を提供し、重症心身障がい児とそのご家族がより良い暮らしを送れるよう支援しています。2025年には第19回キッズデザイン賞〈奨励賞〉、令和7年度東京都女性活躍推進大賞〈大賞〉を受賞しています。

COCOLONロゴ

特定非営利活動法人EPOは、2015年4月に設立され、2016年より重症心身障がい児を対象とした児童発達支援・放課後等デイサービス「ここね」を運営しています。東京都足立区・江戸川区で4事業所を展開し、これまで延べ200名以上の子どもたちを支援してきました。また、COCOLONの運営団体でもあります。

NPO法人EPOロゴ


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77