Last Updated on 2025年12月16日 by 菅間 大樹

信州ブリリアントアリーズとは

信州ブリリアントアリーズは、ルートインジャパン株式会社が運営する女子実業団バレーボールチームです。2017年4月に創部され、2019-20シーズンよりV.LEAGUEに参戦。2024-25シーズンには新設されたV.LEAGUE WOMENで初代王者に輝き、現在も2025-26シーズンで16連勝中と好調を維持しています。「感動と夢、そして元気を届ける」という活動理念のもと、スポーツを通じた社会貢献活動を積極的に行い、地域との共生を大切にしています。

ユニフォーム広告掲載で東御市の魅力を全国へ

今回の広告掲載は、信州ブリリアントアリーズが2025-26シーズンに出場するV.LEAGUE WOMEN公式戦において、選手が着用する公式ユニフォームに「東御市」の市名が掲出されるものです。試合会場での観戦者だけでなく、メディアを通じた配信や報道により、多くの人々の目に触れる機会が生まれます。これにより、東御市の存在と魅力が継続的かつ効果的に全国へと届けられることでしょう。

地域との連携が生み出す未来:特に「全障スポ」への貢献

東御市は、スポーツを通じた地域発信を重要な施策の一つとして位置づけています。信州ブリリアントアリーズの「感動と夢、そして元気を届ける」という理念に共感し、地域とスポーツが連携した広報活動を展開することで、信州ならではの豊かな自然や文化に育まれた東御市の魅力を幅広い世代に届けることを目指しています。

これまでの東御市と信州ブリリアントアリーズの連携は多岐にわたります。特に注目されるのは、次世代育成と地域貢献への取り組みです。

小中学生向けバレーボールスクール「ブリリアントジュニアアカデミー」

信州ブリリアントアリーズは、小中学生を対象としたバレーボールスクール「ブリリアントジュニアアカデミー」を東御市内会場を含む各地で開催しています。小学4年生から中学3年生までの子どもたちが参加し、V.LEAGUEで活躍するトップチームの選手から直接指導を受けることができます。このスクールは、子どもたちの競技力向上だけでなく、バレーボールの楽しさやスポーツの魅力を伝える貴重な機会となっています。

「信州ブリリアントアリーズ Presents 第2回 Next Challenge Cup」の開催

2025年2月16日には、東御中央公園第一体育館で「信州ブリリアントアリーズ Presents 第2回 Next Challenge Cup」が開催されました。U12の部とヤングの部の2部門に、全17チーム・約200人が参加。学年の節目で試合機会が少なくなる子どもたちに「次のステップへの挑戦の場」を提供し、選手からの応援メッセージや交流の場も設けられ、地域に根ざした温かい大会となりました。

「信州やまなみ国スポ・全障スポ」東御市キックオフイベントへの参加

2025年8月9日には、2028年に長野県で開催される「信州やまなみ国スポ・全障スポ」に向けた東御市キックオフイベントに、信州ブリリアントアリーズの選手が参加しました。このイベントでは、柔らかいボールや低めのネットを使用するなど、初心者から経験者まで幅広い世代が気軽にバレーボールに親しめるプログラムが実施され、スポーツをより身近に感じてもらう機会が提供されました。障害の有無に関わらず誰もがスポーツを楽しめる機会を創出し、共生社会の実現に向けた機運を高めるこの取り組みは、多くの人々に勇気と希望を与えることでしょう。

今後の展望

今回の公式ユニフォームへの市名掲載は、これまで築き上げてきた東御市と信州ブリリアントアリーズの関係性をさらに発展させるものです。地域に根ざしたスポーツ振興と人材育成を進めながら、東御市の魅力を全国に発信し、2028年の「信州やまなみ国スポ・全障スポ」への期待を一層高めることにも繋がるでしょう。東御市と信州ブリリアントアリーズの今後の連携が、地域社会にさらなる「感動と夢、そして元気」を届けてくれることに期待が寄せられます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77