若い親世代と支援現場が抱える「情報の空白」

現在、支援学校や療育の現場では保護者の若年化が進んでいます。子育てや就労に追われる20代から40代の親世代にとって、複雑な福祉制度や将来のお金の情報を体系的に学ぶ時間を確保することは容易ではありません。

また、現場の教員や相談支援専門員からも「保護者からお金の相談を受けるが、体系的に説明できる場が少ない」という切実な声が寄せられています。このような課題に対し、同協会は「若い親でも理解しやすい」「支援者が家庭支援で使える」「今日から役立つ」をテーマに、必要な知識を凝縮した検定プログラムを開発しました。

選択肢を広げるための「最短ルート」

障害のある子の将来準備は、親が若いうちに取り組むほど、準備できる資金や制度活用の選択肢が広がるとされています。本講座は、あえて複雑な専門知識を深掘りせず、「生活にどう関係するか」「どこに気をつけるべきか」という実務的なポイントに絞り、最短80分で全体像を把握できる構成となっています。

講座は全5講座で構成され、1講座あたり約15〜20分と、スキマ時間で受講できる設計です。検定方式で理解度を確認しながら進められます。

  • 第1・2講座:基本の全体像を学ぶ(障害年金・住まい・就労など、お金にまつわる基礎知識)
  • 第3講座:お金を「守る」しくみを知る(成年後見制度の概要と、障害のある子特有の留意点)
  • 第4講座:親のお金を整理して「遺す」ためにできること(遺言や信託など、親の想いを形にする方法)
  • 第5講座:総仕上げ「確認テスト」(学んだ知識を確信に変え、受講後の行動を明確化)

なぜ「無料」で公開するのか

「無料の講座は、後で何か売り込まれるのではないか」と不安に思われる方もいるかもしれません。しかし、同協会が本講座を無料公開する理由は2つあります。

  1. 「知らなかった」で後悔してほしくないから
    お金や相続の対策は、時期を逃すと選択肢が狭まります。まずは正しい知識を広く普及させることが、専門機関としての社会的責任だと考えられています。
  2. 「信頼の相談先」でありたいから
    同協会は、遺言書作成や任意後見、家族信託の組成といった高度なコンサルティングを本業としています。受講を通じて信頼を感じていただけた方が、将来的に本気で対策が必要になった際、同協会を選択肢の一つに入れていただければ、それが事業継続に繋がるとしています。

無理な勧誘は一切行われません。まずはこの検定を、ご家族の安心をつくるための「最初の武器」として活用することが推奨されています。

受講形式/料金

団体概要

親なきあと お金の相談窓口

  • 名称:一般社団法人 親なきあと財産管理サポート協会
  • 所在地:〒700-0927 岡山県岡山市北区西古松2-26-16-608
  • 代表者:梶野 雅章
  • 事業内容:「親なきあと」財産管理サポート事業、相続・信託に関する相談・支援
  • Webサイトhttps://oyanaki.com/
  • E-mail:oyanakiato.soudan@gmail.com


Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77