多様性が響き合う《喜びの歌》ミラノで「Earth ∞ Pieces」開催
2026年3月15日、イタリア・ミラノの歴史あるTeatro Dal Vermeにて、2026冬季パラリンピック公式文化プログラム「Earth ∞ Pieces MILANO 2026」が開催されます。これは、日本とイタリアから集まった47名が、国籍や職業、障害の有無、音楽経験の壁を越え、たった1日の合奏練習でベートーヴェン《喜びの歌》を共奏する、まさに“一日限り”の特別な音楽イベントです。パラリンピックが掲げる多様性と共生社会の理念を文化面から体現するこの取り組みは、すでに1,400席規模の会場がほぼ満席となるなど、大きな注目を集めています。
「共に奏でること」の価値を問い直す「Earth ∞ Pieces」プロジェクト
「Earth ∞ Pieces(アース・ピースィーズ)」は、認定NPO法人スローレーベルが推進する参画型音楽プロジェクトです。このプロジェクトは、ベートーヴェン《喜びの歌》を題材に、国籍、年齢、障害の有無、音楽経験を問わず公募で集まった参加者が、わずか1日の合奏練習で共演するという、日本発のユニークな形式で実施されます。事前のリハーサルを行わない「一日完結型」という形式は、「完璧さ」よりも「共に奏でること」の価値を問い直し、音楽を通じた新たな共生社会のあり方を提案しています。
東京2020パラリンピック開会式でステージアドバイザーを務めた栗栖良依氏が発案し、「“パラ”という枠を超え、誰もが参加できる新たな文化のかたち」を目指して始動しました。2024年3月に横浜で開催されたワールドプレミアでは、音楽家の蓮沼執太氏を音楽監督に迎え、10代から60代まで28名が参加し、「多様性と調和の未来を体感する音楽」として大きな反響を呼びました。その挑戦が、今回イタリア・ミラノへと舞台を広げます。
プロジェクト公式サイト: http://ep.slowlabel.info
認定NPO法人スローレーベル: https://www.slowlabel.info/
ミラノ公演の見どころ:多様な個性が響き合う舞台
今回のミラノ公演では、協同組合型音楽学校「AllegroModerato」に所属する障害のあるミュージシャンと、2025年12月から実施された公募で選ばれた日本からのプレイヤー9組11名、さらにイタリアで募集された公募プレイヤーが、Teatro Dal Vermeに集結します。多様な背景を持つ参加者が初めて顔を合わせ、一日限りの《喜びの歌》に挑む姿は、本公演の最大の魅力となるでしょう。
音楽をまとめ上げるのは、スペインとオランダにルーツを持ち、ヨーロッパで注目を集める若手指揮者サミュエル・タマリット・オテロ氏です。また、日本からは蓮沼執太フィルのメンバーでワールドプレミアにも参加した三浦千明氏がゲストミュージシャンとして共演します。
AllegroModerato(アレグロ・モデラート): https://allegromoderato.it/
サミュエル・タマリット・オテロ: https://www.tamarit-otero.com/
本公演は、「ミラノ・コルティナ2026冬季大会の公式文化プログラム」に認定されています。
開催概要
- 名称:Earth ∞ Pieces Milano 2026
- 日程:2026年3月15日(日)
- 時間:16:30-19:30(事前予約制)
- 会場:Teatro Dal Verme(Via S. Giovanni sul Muro, 2, 20121 Milano MI, イタリア)
Teatro Dal Verme: https://www.ipomeriggi.it/ - 主催:SLOW LABEL、Komorebi-Est、AllegroModerato
プログラムの内容
- 16:00 ドアオープン
- 16:30 第一部:アレグロモデラート コンサート
- 17:20 休憩・転換
- 17:30 第二部:Earth ∞ Pieces Milano 2026
- 18:00 フォトセッション
- 18:30 アフターパーティー(関係者・支援者・報道関係者のみ)
- 19:30 終演予定
このプロジェクトは、多様な個性が音楽を通じて一つになり、新たな価値を創造する場を提供します。文化の力で共生社会の実現を目指す「Earth ∞ Pieces」のミラノ公演に、ぜひご注目ください。



