4月2日は「世界自閉症啓発デー」全国520カ所以上が青く染まる「Light It Up Blue 2026」で発達障害への理解を深める
4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」です。この日は、自閉スペクトラム症(ASD)をはじめとする発達障害への理解を深め、社会全体で支え合う意識を高めるための大切な日とされています。世界中でさまざまな啓発活動が行われる中、その象徴的な取り組みが「Light It Up Blue(ライト・イット・アップ・ブルー)」キャンペーンです。

世界をつなぐブルーの光「Light It Up Blue」
「Light It Up Blue」キャンペーンは、米国ニューヨークに本部を置く自閉症支援・啓発団体Autism Speaksの呼びかけで始まりました。現在では世界172カ国以上のランドマークや公共施設がブルーにライトアップされ、自閉スペクトラム症への理解を広げる国際的なメッセージが発信されています。
世界では、ニューヨークのエンパイアステートビルディング、パリのエッフェル塔、ロンドンのタワーブリッジ、シドニーのシドニーオペラハウス、エジプトのピラミッドなど、各国の象徴的な建造物が青く輝きます。


日本での活動の広がり
日本ではNPO法人あっとオーティズムが「LIUB Japan実行委員会」を立ち上げ、このキャンペーンを推進しています。2011年に神戸の3ヶ所のライトアップから始まったこの活動は、年々その規模を拡大し、2025年には全国521施設がブルーにライトアップされるまでに広がりました。



日本のライトアップ施設数の推移を見ると、活動が着実に浸透していることがわかります。

2026年も4月2日を中心に、東京タワー、大阪城、姫路城、神戸ポートタワー、横浜マリンタワー、さっぽろテレビ塔、中部電力MIRAI TOWERなど、全国各地のランドマークが青い光で彩られる予定です。




また、日本では4月2日から8日までが「発達障害啓発週間」と定められており、この期間を中心に啓発活動が活発に行われます。
発達障害への理解と配慮の重要性
自閉スペクトラム症などがある人の多くは、見え方や聞こえ方、感じ方などが周囲の人と異なる特性を持っています。これらの特性は外見からは分かりにくいため、誤解されてしまうことも少なくありません。強い音や光、人の多さ、情報の多さといった環境によって、強い不安や混乱を感じている場合があるため、周囲の理解と環境の工夫が非常に重要です。
特に大切なのは、「先が見通せること」と「感覚に配慮すること」です。次に何が起こるのか、どのように行動すればよいのかが分かると、安心して過ごすことができます。また、音や光、人との距離などに配慮された環境が整うことで、不安や負担が軽減され、その人が本来持っている力や可能性を発揮することにつながります。このような環境を整えることは、特別なことではなく、誰もが安心して過ごせる社会をつくることでもあります。

ブルーの光に込められた願い
「Light It Up Blue」のブルーの光には、自閉スペクトラム症や発達障がいを理解し、互いの違いを尊重しながら支え合う社会を築きたいという願いが込められています。この活動を通して、多様な人々が共に生きる社会、そして誰一人取り残さない社会の実現を目指しています。

Light It Up Blue 2026への参加
LIUB Japan実行委員会では、パートナー団体・企業を募集しています。パートナー登録をすると、LIUBオリジナルブルー風船やフライヤーが提供されます(なくなり次第終了)。
また、全国各地のブルーライトアップの様子をSNSでつなぐ取り組みも実施されています。ブルーライトアップやイベントの様子を投稿する際は、以下のハッシュタグを活用し、理解の輪を広げましょう。
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liub2026
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liubjp2026
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waad2026
社会課題解決への取り組みの一環として、参加施設・団体はブルーライトアップの写真を投稿することもできます。全国のブルーの光をつなぎ、理解の輪を広げていきましょう。
NPO法人あっとオーティズムの公式サイトはこちらです。
https://www.happy-autism.com


