Last Updated on 2020年7月23日 by 菅間 大樹

慶應義塾大学 中島隆信教授をゲストに迎え、これからの障害者雇用で目指すべき姿を描く

障害学生など働きづらさを抱える若者の就職・キャリア支援を行う株式会社エンカレッジ(大阪府大阪市 代表:窪貴志)は、障害者雇用を行う企業への採用・定着コンサルティングなどを行うNPO法人ディーセント・ワークラボ(東京都大田区 代表:中尾文香)と共催で、7月20日(月)に企業向けウェビナー「障害者雇用3.0〜コロナ時代に起こる変化とは〜」を開催します。

障害者雇用に関わる企業や支援機関を対象に、障害者を取り巻く現在の環境や制度、コロナ時代の社会や経済の変化を踏まえて、障害者雇用の今後の指針を見出すことが目的。

第一部の基調講演には、「障害者の経済学」の著者である慶應義塾大学の中島隆信教授が登壇し、経済学の観点から、障害者雇用の目指すべき姿について講演予定。また、NPO法人ディーセント・ワークラボ 代表理事の中尾文香氏からは、障害者雇用の企業コンサルティング事例を踏まえ、ディーセント・ワークの観点から障害者雇用の本質とは何かについて語られる予定となっています。。

第二部のパネルディスカッションでは、第一部の講師と株式会社エンカレッジ 代表取締役の窪貴志を交えて、コロナ時代の障害者雇用で変わること、変わらないことは何なのか、それらを踏まえて、障害者雇用に携わる担当者や管理者は今後何をどう対応すべきかについて情報提供や意見交換を行います。

(注)エンカレッジでは、各分野の専門家や実践者を迎え、障害者雇用における重要な課題について参加者とともに学び考える企業向け連続ウェビナー「コロナ時代の障害者雇用3.0」を5月より開催。今回はその総括として実施します(その他のウェビナーの詳細は後述)。
※詳細→https://en-c.jp/service/companyc.html

【詳細】

日時:7月20日(月)13:30〜15:00
形式:オンラインウェビナー(Zoom)
参加費:無料
定員:300名(申込多数の場合は抽選になります)
対象:障害者雇用に関わる企業や支援機関の担当者、管理者、経営者など
内容:
1.開会挨拶
2.第一部:基調講演
 「新時代、障害者雇用はどうなるのか〜経済的観点から障害者雇用を考える〜」
 <講師>慶応義塾大学商学部教授 中島隆信 先生
 「働くを考える〜変化の時代に障害者雇用の本質を見つめ直す〜」
 <講師>NPO法人ディーセント・ワークラボ 中尾文香 氏
4.第二部:パネルディスカッション
 「コロナ時代に変わること、変わらないこと〜障害者雇用に起こる変化を捉え直す〜」
 <パネリスト>
 慶応義塾大学 商学部教授 中島隆信 先生
 NPO法人ディーセント・ワークラボ 中尾文香 氏
 株式会社エンカレッジ 代表取締役 窪貴志
 <モデレータ>
 株式会社エンカレッジ 小川健
5.総括と閉会挨拶
主催:NPO法人ディーセント・ワークラボ、株式会社エンカレッジ
申込方法:https://en-c.jp/entrywebinar.htmlにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。
開催前日に、ご入力いただいたメールアドレス宛にZoomURLをお送りします。
※開催当日朝9時まで申込を受付

コロナ時代の障害者雇用3.0 その他のウェビナー詳細

【DAY3:職域開拓3.0 これからの仕事を創り出す】
コロナウィルスの影響により、対面の活動が制限されている中では、企業活動も変化せざるを得ません。
飲食業や観光業に代表される対面サービスは特に影響が大きいですが、それ以外の業種であっても、障害のある社員の仕事内容を見直さざるを得ないこともあるかと思います。また、テレワーク、在宅ワークの推進を考えている企業においては、在宅でできる仕事を創り出すことも必要になってきます。
そこで、障害者雇用で新たに仕事を創り出す際の進め方や大事なポイントについて考えていきます。

日程:6/24(水)13:30~15:00
形式:オンラインウェビナー(Zoom)
参加費:無料
定員:100名(申し込み多数の場合は抽選になります)
対象:
・障害者雇用の仕事内容を検討している人事担当者、責任者
・テレワーク、在宅ワークでの障害者雇用を検討している人事担当者、責任者
・障害者雇用に関わる担当者、責任者 など
講師:
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G Japan)株式会社 人事部 松下結妃 氏
関西学院大学 総合支援センター キャンパス自立支援室主任兼就労支援コーディネーター 塚田吉登 氏
モデレータ:株式会社エンカレッジ 代表取締役 窪貴志
申込方法:https://en-c.jp/entrywebinar.htmlにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。
開催前日に、入力いただいたメールアドレス宛にZoomURLをお送りします。

【DAY4:新卒採用3.0 4万人の障害学生の進路を探る】
高等教育機関における障害学生の人数は増え続けており、2019年度には37,647人に上ります。この人数は、今後さらに増加すると見られています。
しかし、新卒採用の対象になる障害学生はまだまだ少なく、就職活動に困難さを抱える障害学生が多いのが現状です。昨今のコロナの影響で彼らの就職活動はさらに厳しいものになるかもしれません。
そこで、京都大学で障害学生支援を行う村田准教授、ソニー株式会社や特例子会社のソニー・太陽株式会社でダイバーシティ推進を担当する森様をお呼びし、高等教育機関における障害学生の就職状況や、障害者雇用における新卒採用の可能性、入社後も継続的に活躍するために必要なことを、大学・企業両方の視点から考えていきます。

日程:7/8(水)13:30~15:00
形式:オンラインウェビナー(Zoom)
参加費:無料(申し込み多数の場合は抽選になります)
定員:100名
対象:
・障害者雇用を行っている/検討している人事担当者、責任者
・新卒での障害者雇用を行っている/検討している人事担当者、責任者 など
講師:
京都大学 学生総合支援センター 障害学生支援ルーム・チーフコーディネーター 村田淳 准教授
ソニー株式会社 人事センター ダイバーシティ&エンゲージメント推進部、ソニー・太陽株式会社 人事総務部/D&I推進室 森慎吾 氏
モデレータ:株式会社エンカレッジ 代表取締役 窪貴志
申込方法:https://en-c.jp/entrywebinar.htmlにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。
開催前日に、入力いただいたメールアドレス宛にZoomURLをお送りします。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77