小学館から『マンガ&イラスト解説 ギフテッド応援ブック 生きづらさを「らしさ」に変える本』が発売されました。本書は、ギフテッドの生きづらさをリアルに描いたストーリーマンガ80ページ(ビッグコミック連載作家・黒川清作による描き下ろし)と、解説本文約 100ページで構成された。最強の「ギフテッド理解&支援入門書」です。

収録マンガのストーリー

 幼児期から高い知能を示し、絵にも突出した才能を示していた少女・小川結衣。彼女はその能力と発達のアンバランスさゆえ、徐々に学校生活に適応できなくなり、小学5年生の春、ついに不登校になってしまう。困り果てた結衣とその母・さやかだったが、ある日、ギフテッドの子供たちのために居場所を提供している人物と出会う。その出会いが結衣の人生を大きく変えることになろうとは、その時の彼女は思いもしなかったーー。

©黒川清作

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<書誌情報>

『マンガ&イラスト解説 ギフテッド応援ブック 生きづらさを「らしさ」に変える本 』

監/片桐正敏 著/楢戸ひかる マンガ/黒川清作

取材協力/小泉雅彦・日高茂暢・一般社団法人ギフテッド応援隊

定価:1760円(税込) 

判型/頁:4-6/192頁

ISBN:978-4-09-840227-4

2023年10月3日(火)発売

小学館

本の紹介ページはこちら

https://www.shogakukan.co.jp/books/09840227

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■プロフィール

監修/片桐正敏 (かたぎり・まさとし)

北海道教育大学旭川校教授。2011年、北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。専門は、臨床発達心理学、発達認知神経科学、特別支援教育。基礎的な研究と併行して、臨床研究も行っている。発達障害のある子どもやギフテッドの相談支援活動も行っている。

著者/楢戸ひかる (ならと・ひかる)

ライター。息子の通級をきっかけに、「特別な教育ニーズのある子どもたち」を軸に教育記事を執筆。通級を経験した母親として、当事者目線の発達障害理解教育の講師活動も行っている。

主婦業の最適化を考えるサイト「主婦er」運営中。https://hikaru-narato.com/

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77