誰にとってもやさしい社会へ「かわさきバリアクエスト」が初開催

川崎市は、2026年3月20日(金・祝)に、パラリンピアンの上原大祐氏(パラアイスホッケー銀メダリスト)監修のもと、楽しみながら「かわさきパラムーブメント」や「心のバリアフリー」を学べるイベント「かわさきバリアクエスト」を初開催します。本イベントは参加無料で、事前申込も不要です。

車椅子でスロープを移動する様子

イベント概要

  • 日程: 2026年3月20日(金・祝) 10時00分~16時00分(予定)
  • 会場: 川崎市役所本庁舎 1階アトリウム、1階・2階会議室、2階ホール、25階展望スペース 他
  • 主催: 川崎市(市民文化局パラムーブメント推進担当)
  • 参加料: 無料
  • 事前申込: 不要

多様な視点からバリアフリーを体験できるプログラム

探検!バリアクエスト

車いすやベビーカーを使用し、「誰にとってもやさしい」街を体験するプログラムです。普段意識しない多様な視点から、バリア(困りごと)を発見し、「あなたの当たり前は誰かの困りごとかも?」という問いを体感できます。

車椅子で段差を介助される様子

障害疑似体験

車いすで簡易スロープを登る体験や、アイマスクをして数メートルを歩く体験、義足などの疑似体験ができます。障害の有無による感じ方の違いを体験し、障害の原因が個人ではなく社会や環境にあるという考え方を学びます。

屋外で車椅子に乗る人々

パラスポーツ体験

車いすバスケや陸上競技用車いす(レーサー)など、誰もが気軽に楽しめるパラスポーツのブースです。各大学の学生が考案したオリジナル種目も体験でき、競技経験や障害の有無に関わらず、誰もがパラスポーツを楽しめます。

車椅子バスケットボール

レーサータイプの車椅子

シッティングバレーボール

目隠しゲームのような室内競技

eスポーツ体験

就労継続支援B型事業所「ONEGAME川崎貝塚」による、障害の有無や年齢、国籍を問わず誰もが一緒に楽しめるeスポーツの体験コーナーです。eスポーツが自身の可能性を広げるツールとなることを実感できます。

ゲームを楽しむ女性たち

アートでつながる参加型ワークショップ

NPO法人studioFLATによる、イベント参加者と障害者アーティストが協力して一つの大きなアート作品を完成させる参加型ワークショップです。アートを通じて社会課題について一緒に考えます。

共同でアート制作

注文に時間がかかるカフェ

接客業に憧れを持つ吃音の若者たちがコーヒーや紅茶、ジュースなどを提供する1日限定のカフェです。言葉はスラスラと出なくても、接客業の夢を持つスタッフの皆さんが温かくおもてなしします。

文字さがしラリー

会場内に設置された「文字」を探し、一つの「キーワード」を完成させるラリーです。「キーワード」を完成させた方には、豪華賞品がプレゼントされます。

監修者について

本イベントは、パラアイスホッケー銀メダリストであり、NPO法人D-SHiPS32代表を務める上原大祐氏が監修しています。上原氏は、2006年トリノ、2010年バンクーバー、2018年平昌と3回のパラリンピックに出場。障害を持つ子どもたちがスポーツをする環境を日本でも当たり前にしたいという思いから、2014年にNPO法人D-SHiPS32を設立し、誰もが夢を持ち挑戦できる社会の実現を目指して活動しています。

車椅子に乗った笑顔の男性

協力団体

NPO法人D-SHiPS32、パラ大学祭、NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF、NPO法人studioFLAT、就労継続支援B型事業所「ONEGAME川崎貝塚」

詳細情報

イベントの詳細は、川崎市ホームページをご覧ください。

「かわさきバリアクエスト」は、多様な人々が共に楽しみ、互いの違いを理解し尊重し合う「心のバリアフリー」を育む貴重な機会となるでしょう。ぜひご家族やご友人と一緒に、会場へ足を運んでみてください。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77