Last Updated on 2021年1月28日 by 今井 靖之

未来へと躍動するスポーツの発展とパラスポーツに象徴される多様な価値観を、世界に向けて発信する巨大な波

神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会(会長:増田 明美)と大会開催都市である神戸市(市長:久元 喜造)は、大会ロゴの決定を発表しました。

大会ロゴ

未来へと躍動するスポーツの発展とパラスポーツに象徴される多様な価値観を、世界に向けて発信する巨大な波が描かれています。
伸びやかで自由なラインにはスポーツの躍動感が、見るものの心を躍らせるカラフルなカラーリングには共存し調和する多様な価値観がそれぞれ表現されています。
港町・神戸のランドマークであるポートタワーや海洋博物館を描き、ここ神戸からスポーツを通じた平和と多様性の波を広げていきたいというポジティブなメッセージを込めデザインされています。

大会キービジュアル

大会ロゴの巨大な波が拡がり生まれました。「神戸を中心に海で繋がる地球」をモチーフとし、世界中のアスリート、サポーター、観客の皆さんが多様な価値観を認め合いながら繋がり、調和するというメッセージがこめられています。

大会ロゴ創作者について

アシタノシカク株式会社
アートディレクター ヨシ中谷 氏

<経歴>
・1984年大阪生まれ、大阪芸術大学卒業
・すき あいたい ヤバい(元ロックンロール食堂)を経て、
 2015年 アシタノシカク 入社
・2019年より大阪美術専門学校 非常勤講師

<主な実績等>
・日本博を契機とした「障害者の文化芸術フェスティバル」(グランドオープニング)
・中之島香雪美術館「上方界隈、絵師済々Ⅰ」
・日比谷花壇 「The HK Wedding」
・コーヒースタンド「LiLo COFFEE ROASTERS」
・神戸市広報紙「ひらこうKOBE」など

世界パラ陸上競技選手権大会について

2019年4月、国際パラリンピック委員会により、第10回の節目となる世界パラ陸上競技選手権大会の開催都市に、東アジアで初めて神戸市が選出されました。今大会は、2022年8月26日~9月4日に、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場での開催を予定しています。
東京2020パラリンピック競技大会でパラスポーツの機運が高まった翌年に、本大会を開催することは、国内におけるパラスポーツのさらなる普及・発展、障害への理解やバリアフリー化の促進など、インクルーシブ(障害者も健常者も共に生きる)社会の実現につながる契機になると考えられます。また、今大会では、世界100の国と地域から選手約1,300人が競技を行う予定です。

Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。