Last Updated on 2025年6月17日 by 菅間 大樹
日常で使う言葉の選び方ひとつで、子どもたちの心に大きな変化をもたらすことができます。株式会社パイ インターナショナルから2025年5月20日に発売された『やさしいことば、ゆうきがでることば』は、そんな言葉の持つ魔法のような力を教えてくれる特別な絵本です。
子供たちが正しく育つためにたくさん使って欲しいと願いながら集めた言葉を紹介
私たちが何気なく発している言葉には、相手の気持ちを明るくしたり、時には傷つけてしまったりする大きな影響力があります。この絵本では、「むりだよ」を「わたしにもできるよ」に、「むずかしい」を「きっとうまくいくはず」に変えるだけで、子どもたちの思考がどれほどポジティブに変わるかを実感できるでしょう。
著者のコ・ジョンウク氏は、韓国を代表する児童文学作家として約340作品、累計450万部という驚異的な実績を持っています。1歳の頃に小児麻痺の後遺症で歩行困難となった経験を持つ彼だからこそ、言葉の持つ力の重要性を深く理解し、子どもたちの自己啓発に真剣に取り組んできました。『文化日報』新春文藝での入選をきっかけに作家デビューを果たし、障がいをテーマとした童話で新たなジャンルを開拓した先駆者でもあります。
美しいイラストを手がけるのは、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のイラストレーター、リリア氏です。彼女の温かみのある絵は、言葉の大切さをより深く心に刻み込んでくれるはず。翻訳は、数多くの心に響く作品を手がけてきた藤田麗子氏が担当しており、原作の魅力を余すことなく日本の読者に届けています。
この絵本は、親子で一緒に声に出して読むことで、より大きな効果を発揮します。B5判変型のハードカバー、57ページのフルカラーで構成された本書は、定価1,600円（税別）で手に入る価値ある一冊。子どもたちが毎日を楽しく過ごし、前向きな気持ちで成長していくための言葉の種を蒔いてくれるでしょう。
発売前にNetGalleyで内容を無料で確認することも可能です。言葉の力で子どもたちの未来を明るく照らす、この素晴らしい絵本をぜひ手に取ってみてください。
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やさしいことば、ゆうきがでることば
以下、プレスリリースより
文： コ・ジョンウク（高廷旭）
韓国を代表する児童文学作家。１歳の頃、小児麻痺の後遺症で歩行不自由となる。『文化日報』新春文藝に応募した短編小説が入選し、作家デビュー。以来、障がいをテーマとした童話を多数発表して新たなジャンルを切り拓く、約340作・累計約450万部もの書籍を発行。
絵： リリア
イラストレーター、絵本作家。アルゼンチン・ブエノスアイレス出身。著書に『あおいアヒル』〔前田まゆみ＝訳、主婦の友社〕がある。
訳：藤田麗子（ふじた・れいこ）
ライター＆翻訳家。福岡県福岡市生まれ。訳書に『結婚も出産もせず親になりました～非婚のわたしが養子と作る〈新しい家族〉』『簡単なことではないけれど大丈夫な人になりたい』（大和書房）、『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』（ダイヤモンド社）、『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』（扶桑社）などがある。
『やさしいことば、ゆうきがでることば』
書籍の内容をNetGalley内で無料でご覧いただけます。
（※NetGalleyの会員登録が必要です）
https://www.netgalley.jp/catalog/book/601643
書籍概要
書名：『やさしいことば、ゆうきがでることば』
仕様：B5判変型(238×189mm)／ハードカバー／57ページ(Full Color)
定価：本体1,600円+税
ISBN：978-4-7562-5933-2 C8798
文： コ・ジョンウク（高廷旭）絵： リリア 訳：藤田麗子
発売日：2025年5月20日
発行元：パイ インターナショナル
書籍に関するお問い合わせ
株式会社パイ インターナショナル
〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4
TEL：03-3944-3981
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