東京2020パラリンピック開会式で印象的なパフォーマンスを披露した森田かずよさんが、高槻城公園芸術文化劇場で新作舞台に出演することが決定。2025年2月16日に上演される「フクローじいさんとベル子ちゃん」は、言葉を使わないノンバーバルな演劇作品として注目を集めています。

言葉に頼らず、動きや表情、仕草、音楽で物語を伝えるノンバーバルな演劇

作・演出を手掛けるのは、俳優や脚本家として幅広く活躍する目次立樹氏。森田さんに加え、実験的アーティスト集団「Alphact」の主宰者である大柴タクマ氏も出演陣に名を連ねています。

この作品の特徴は、セリフに頼らず、出演者の動きや表情、音楽で物語を紡ぎ出すこと。障がいの有無や国籍、年齢を問わず、誰もが楽しめる演劇を目指しています。会場では日本語字幕の投影や車いす席の設置、手話通訳の配置など、きめ細かな鑑賞サポートも用意されます。

障がい者アート展「Takatsuki Art Challenge」も同時開

また、同劇場では2月13日から16日まで、障がいのある方々の芸術・文化活動を推進するため、高槻市が令和3年から開催している障がい者アート展「Takatsuki Art Challenge」も同時開催。この展覧会では、多彩な感性と表現力に富んだアート作品が展示されます。

【概要】

1. 舞台「フクロ―じいさんとベル子ちゃん」

日時:令和7年2月16日(日曜日)11時開演、13時30分開演、15時30分開演
会場:高槻城公園芸術文化劇場 南館サンユレックホール(高槻市野見町6番8号)
料金:無料
申込開始日:令和6年12月5日(木曜日)10時
申込方法:ビッグ・アイ又は劇場ホームページ、チラシをご確認ください。
ビッグ・アイホームページ:https://www.big-i.jp/
アクセス:JR「高槻駅」より約1200メートル。阪急「高槻市駅」より約700メートル。

2. 障がい者アート展「Takatsuki Art Challenge」

日時:令和6年2月13日(木曜日)から16日(日曜日)10時から17時まで ※最終日16日のみ15時まで
会場:高槻城公園芸術文化劇場 1階中スタジオほか(高槻市野見町6番8号)
料金:無料
※申込不要

【関連ホームページ】

高槻城公園芸術文化劇場ホームページ

大阪府ホームページ

https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o090060/prs_51081.html

【本件に関するお問い合わせ先】

1.舞台「フクロ―じいさんとベル子ちゃん」について

国際障害者交流センター ビッグ・アイ 「公演」係 ※本事業の実施主体

電話:072-290-0962 (電話でのお問い合わせは、土日祝日を除く10時から17時まで)

※詳細は、チラシ又はビッグ・アイウェブサイトをご確認ください。

2.障がい者アート展「Takatsuki Art Challenge」について

高槻城公園芸術文化劇場

電話:072‑671‑9999(10時から17時まで)

※月曜日休館(祝日を除く)

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77