【内容情報】(出版社より)
2016年に社会福祉法の一部改正法が成立し、社会福祉法人制度が抜本的に見直された。生活弱者を守るためのセーフティネットとしての役割を担うことが求められている社会福祉法人であるが、経営の面では様々な課題がある。非課税に相応しい公益法人であると認められるためにも,非営利の公益法人としての経営モデルにシフトできるか問われている。こうした観点から、事例研究も含めこれからの社会福祉法人のあり方を考察する。今後ますます進行すると思われる高齢社会では福祉の充実は重要な問題であり、今般の新型コロナウイルスのパンデミックもあって社会的弱者の苦境がより顕在化している状況をみても、社会福祉法人の役割が注目されてしかるべきであろう。
本書は、文部科学省科学研究費補助金を受けて取組む「地域福祉を推進する持続可能な社会福祉法人の三方よし型経営モデルの開発」の研究成果の一部を取りまとめたものである。
- 発売日 : 2021/3/31
- 単行本 :
- ISBN : 978-4909933232
- 出版社 : 大阪公立大学共同出版会
- 言語 : 日本語