【内容情報】(出版社より)
◆◆精神科作業療法の実践理論を、治療構造論に基づいて解説した初の手引書◆◆
精神科作業療法は、治療契約・作業療法室・作業活動・患者と治療者関係という4重の治療構造で構成されている。「構造」は可視化できるため、治療の道筋と治療者の役割が明確になり、客観的にも理解されやすい。同時に、治療構造という「枠」を守ること自体が患者の心を保護することにもつながる。
本書は、治療構造という視点から、精神科作業療法の治療特性・作業活動の治療的意義・デイケアにおける作業療法の意義・治療者の対処技法・精神医療のあり方などについて、事例をまじえて具体的に解説している。精神科作業療法の本質を再考させる内容である。臨床における迷いに道筋を示し、患者への理解を深め、患者とともに歩むべき方向性が見えてくる必携の実践書である。
- 発売日 : 2021/4/28
- 単行本 : 101ページ
- ISBN : 978-4910548012
- 出版社 : 青海社
- 言語 : 日本語