【内容情報】(出版社より)

「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦氏、推薦!

ハエ男、透明人間、武器人間、ムカデ人間、マタンゴ、ガス人間、縮みゆく人間、地球最後の男、X線の眼を持つ男、ニューヨークの怪人……映画史の暗い場所でうごめく〝怪物人間″たちが集結。社会から降り自宅にひきこもった鬱屈精神科医・春日武彦との終わらない、実存的対話がはじまった――
本書はハウツーでも自己啓発でもない。
人生の役にはまったく立たない。
ここにはただ人間と怪物の交感だけがある。

荒木飛呂彦氏のコメント

バッド・エンディングに向かって行く話。
もしくは主人公たちがどんどん堕ちて行く話は、相対しているハッピー・エンディングの話と基本!
その作り方は同じだ。
様相が違うだけだ。
でも癒されるのは、どちらを観た時なのか?

本書に登場する主な映画

『蠅男の恐怖』『蠅男の逆襲』『蠅男の呪い』『キャビン・フィーバー』『人間蒸発』
『ジョニーは戦場へ行った』『武器人間』『ムカデ人間』『レッドライン7000』
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『GERRY ジェリー』『エレファント』
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』『皆殺しの天使』『欲望のあいまいな対象』『砂漠のシモン』
『10 クローバー・フィールド・レーン』『マタンゴ』『妖星ゴラス』『恐怖の報酬』
『縮みゆく人間』『アッシャー家の惨劇」『地球最後の男』『地球最後の男 オメガマン』
『メランコリア』『ジャイアンツ・ハウス』『HANDIA アルツォの巨人』『アングスト/不安』
『ラルジャン』『X線の眼を持つ男』『透明人間』『透明人間の逆襲』『アンシーン/見えざる者』
『透明人間2020』『ラ・シオタ駅への列車の到着』『ザ・バニシング ー消失ー』
『ニューヨークの怪人』『セコンド アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身』
『泳ぐひと』『何がジェーンに起ったか』『世界大戦争』『博士の異常な愛情』『天国と地獄』
『ガス人間第一号』『エディ・コイルの友人たち』『ルイ14世の死』『悪魔のシスター』
『キャリー』『汝のウサギを知れ』発売日 : 2021/5/21

単行本 : 307ページ

ISBN : 978-4873764795

出版社 : キネマ旬報社

言語 : 日本語

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。