【内容情報】(出版社より)

福祉とはサービスであり、ボランティアは自分自身のために行う事である。どんなに素晴らしい活動でも社会性のないものは奉仕活動であってもボランティア活動とは言えない。ボランティアの出発点は相手への共感である。

しかし、いかにすばらしい活動でもヒューマンパワーとして取り込まれるとボランティアは社会資源化してしまう。すると消費の対象となり、ボランティアの使い捨てが始まる。そのウソッパチなカラクリを見抜くにはボランティアの学習しかない。それが福祉教育ということになる。

社協の行う福祉教育はこの視点でなされているかが問われなければならない。社会福祉協議会の職員を経て、静岡福祉大学前教授として、長く福祉教育とボランティアに携わってきた筆者が考察するボランティア・福祉教育・社会福祉協議会の在り方とは?

  • 出版社 ‏ : ‎風詠社
  • 発売日 ‏ : ‎2021/6/18
  • 単行本 ‏ : ‎ 226ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。