【内容情報】(出版社より)
コロナ禍で、学校・子どもを取り巻く環境も変わり、特別支援教育のあり方も、改めて問われることになりました。新しい生活様式のもと、ICTを活用したオンライン型の授業も含め、最前線の学校現場で子どもと共に取り組んだ特別支援教育の実践アイデアをまとめました。
【目次】
はじめに
第1章 臨時休業中の取り組み―そこから見えてきた課題とヒント―
1 中学校特別支援学級での工夫
2 知的障害特別支援学校の取り組み
3 ポジティブな行動支援に基づいた親子支援
コラム 著作権を考慮して,教材を自作しよう! ―家庭学習用の「九九チャンツ」CDを作成・配布
第2章 学校再開後の学習の様子と指導・支援の実際
1 日常生活の指導―着替え,給食,掃除,朝の会・帰りの会
2 生活単元学習
3 作業学習
4 各教科の学習での工夫
5 通級による指導
第3章 オンラインを活用した取り組み
1 オンラインの有効性
2 メンターとしてのオンラインの活用
3 Teams活用の取り組み
第4章 コロナ禍の保護者や地域とのつながり
1 保護者懇談と授業参観
2 進路指導
3 地域での学習の様子の変化
第5章 コロナ禍のメンタルヘルスケア
1 子どもと教師に起こったこと
2 子どものメンタルヘルスケア
3 教師のメンタルヘルスケア
4 コロナ禍のメンタルヘルス対応事例
第6章 学校の現在地
1 学校と私の変化
2 学校があること
コラム 緩やかにつながっている実感を
第7章 コロナ禍で露呈した特別支援教育の課題
1 つながりのある指導・支援のための仕組みの課題
2 指導内容や指導方法の固定化―ICTやオンラインの活用
3 特別支援教育については後回し?
第8章 今後の特別支援教育[座談会]
〈座談会のまとめ〉
おわりに
- 出版社 : 明治図書出版
- 発売日 : 2021/7/2
- 単行本 : 208ページ