【内容情報】(出版社より)
アジア出兵、本土空襲、沖縄決戦などによる日本人310万人を含め、5000万人とも8500万人ともいわれる死者を出した第2次世界大戦。
その終結から76年のいま、わが国軍事力は世界第5位に到達、もときた道を戻りつつあるとも指摘されます。いまなお沖縄戦や空襲被害者への補償すら放置され、医療、福祉も年々過酷な負担を課すことで利用を抑制する手法が強化され、高齢者、障害者はもとよりコロナ禍に見舞われた人々の生存権が危機にさらされています。しかし、若い世代にも「自分が生きているうちに、日本でも戦争が」?との不安の声が広がり、「今を生きる私たち、そしてこれから生まれてくる世代に重大な問題」として、「自分にもできることを」と世代継承に立ち上がる若者も増えています。
- 出版社 : 時潮社
- 発売日 : 2021/7/14
- ムック : 64ページ