【内容情報】(出版社より)

家庭で暮らせない子どもが生活する児童養護施設。そこでは子どもたちはどのよう生活を紡いでいっているのだろうか。
筆者は、近畿圏都市部の施設でのフィールドワークから、暴力問題や教育問題の背景にある子どもの仲間文化や職員の支援の課題とともに、困難のなかで、子どもや職員が施設の生活環境をどのように形成しているのかを丁寧に描きだした。
家庭で暮らせない子どもの「育ち」の実態に迫るフィールドワーク調査研究の書。

目次
第1章 家庭で暮らせない子どもの育ちと貧困
第2章 児童養護施設の子どもの生活環境はどのようにとらえられてきたのか
第3章 児童養護施設におけるフィールドワーク
第4章 児童養護施設における子どもの暴力と仲間文化
第5章 児童養護施設における学習支援の様相
第6章 児童養護施設職員の「即興の支援」――ジェンダー・ステレオタイプの使用を中心に
第7章 児童養護施設の生活環境からみえるもの――本書の結論として

  • 出版社 ‏ : ‎学文社
  • 発売日 ‏ : ‎2021/8/3
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。