【内容情報】(出版社より)

『脳に何かがあったとき』Vol.6 2021年7月号です。
「脳卒中や交通事故などで脳にダメージを負った場合に、障害が残る場合があります。」
こう聞くと「それはそうだよ」と思いますよね。
でも実際、脳にダメージを負った人が、退院してから困るケース、そして復職や復学、就労で困りごとにぶつかるケースがとても多いのです。
中には、「高次脳機能障害」や「失語症」などの診断がついていない人、お医者さんに説明を受けていない人、また、この障害のためにお医者さんの話した説明内容を記憶していないという場合もあるのです。

各月、2名の当事者に、復職、就職にあたり困ったことについて、インタビューをしています。
今回取材したお二人は、学齢期発症で、20年以上の当事者歴を持つ女性と、同じく20年以上システムエンジニアとして専門技術を磨き続けてきた男性。全く非対称に思えるおふたりには、ふたつの共通点がありました。女性の場合は「自己の障害理解」、男性の場合は「職業の専門性」がいずれも非常に高度だったゆえに、逆に支援の介入が困難になってしまった点。さらにおふたりともが強い自罰感情によって心理的な困難を抱え続けてきていることです。就労には「他者との関係性構築・調整」が不可欠で、高次脳機能障害の当事者は往々にしてそこでつまずきます。機能向上的なリハビリテーション以外に、彼らはどんな支援をもとめていたでしょうか?

冊子会員という制度もあります。
この冊子を毎月お届けする冊子会員になりませんか。会費は月千円です。
冊子会員特別サイトもあり、そこで会員限定のミニ動画などを閲覧することができます。

詳細はNPO法人Reジョブ大阪のサイトをご覧ください。

  • 出版社 ‏ : ‎NextPublishing Authors Press
  • 発売日 ‏ : ‎2021/8/4
  • オンデマンド (ペーパーバック) ‏ : ‎ 26ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。