【内容情報】(出版社より)
幼保小の架け橋プログラム開始から約一年。特集1では「保育内容の発展として」「自治体における実践」の視点からこれからを考えます。特集2では、園での実践やエピソードを紹介しつつ、皆さんとインクルーシブな保育の追求をめざします。
【目次】
【特集1】保幼小の連携――架け橋をめざして
総論 保幼小の架け橋に向けて――幼児教育と小学校教育の枠組みを再検討するために(無藤 隆)
Ⅰ 保育内容の発展として
言語教材のつながり(吉永安里)
算数の芽生えから教科へ(榊原知美)
3・4・5歳児の遊びの発展――遊びの中に見取る教科につながる視点(佐藤みちる)
Ⅱ 自治体における実践
持続可能な保幼小連携・接続を目指す――香川県高松市の事例から(松井剛太)
一人一人の子どもに質の高い教育・保育の実現を目指して――全国初の行政窓口の一本化と保幼小の円滑な接続(山下文一)
幼稚園と小学校とが互いに学び合う架け橋プログラムの具現化(青木博子)
スタートカリキュラムから架け橋期へ――子ども自らが育つ学校づくりへの挑戦(寳來生志子)
【特集2】インクルーシブな保育へ
総論 共生社会の担い手を育むためのインクルーシブな保育の実現(久保山茂樹)
インクルーシブな保育の推進がもたらすもの――子ども・保護者・保育者と共に創る園から繫ぐインクルーシブな社会をめざして(鈴木由歌)
多様な育ちを支えるために――保育者の語りと保育実践からその営みを探る(篠原直子)
園における特別な配慮を要する子どもを含めた幼児間の関わりと保育者のまなざしや配慮(広瀨由紀)
インクルーシブな保育の実践に向けた札幌市の取組――幼児教育センターでの経験から(松井泰子)
【連載】
人との関係に問題をもつ子どもたち〈連載115〉
好きな遊びを思う存分楽しむことから生まれた発達支援(《発達臨床》研究会)
子どもたちの情景―そばにそっといたおねえさん先生から見えたこと〈連載34〉
なにかさみしい光景(ひらのゆうこ・浜田寿美男)
障がいのある子の保育・教育のための教養講座―実践障がい学試論【実践方法編】〈連載43〉
今を生きるとはどのようなこと(佐藤 曉)
- 出版社 : ミネルヴァ書房
- 発売日 : 2023/2/16
- 単行本(ソフトカバー) : 120ページ