【内容情報】(出版社より)
日本心理学会の公開シンポジウム「高次脳機能障害の実際と心理学の役割」の講演者が中心となってまとめた一冊。高次脳機能障害と臨床神経心理学についての基礎的な事項をまとめた第Ⅰ部と、より応用的・実際的な事項をまとめた第Ⅱ部から構成されている。高次脳機能障害についての理解を深めることができる本書は、心理学の立場から何ができるのか、あるいは心理学に何が求められているのかを考えていくうえで必読の書である。
【目次】
編者はじめに
第Ⅰ部 高次脳機能障害と心理学──総論
第1章 精神科的観点からの高次脳機能障害
第2章 心理学的な観点からの高次脳機能障害
第3章 高次脳機能障害の臨床心理学的アセスメント
第4章 高次脳機能障害の学び
第5章 臨床神経心理士制度と公認心理師への期待
第Ⅱ部 高次脳機能障害と心理学──各論
第6章 高次脳機能障害の当事者
第7章 高次脳機能障害における心理臨床
第8章 認知症・高次脳機能障害の人の自動車運転
第9章 高次脳機能障害の人の「症状」を可視化する
第10章 発達障害や小児の高次脳機能障害
第11章 認知症・軽度認知障害(MCI)における認知機能の障害
第12章 高次脳機能障害の〝ポジティブ〟な面
編者あとがき
執筆者
松井三枝【編者はじめに・第4章】
三村 將【第1章】
坂爪一幸【第2章】
小海宏之【第3章】
森 悦朗【第5章】
山口加代子【第6章】
平林 一【第7章】
河野直子【第8章】
仁木千晴【第9章】
片桐正敏【第10章】
柚木颯偲【第11章】
緑川 晶【第12章・編者あとがき】
- 出版社 : 誠信書房
- 発売日 : 2023/2/22
- 単行本(ソフトカバー) : 262ページ