【内容情報】(出版社より)
「みんなといっしょにあそべるようにさせなきゃ」
「空気が読めないのをどうにかしなきゃ」
んー、がんばる方向ちがってない?
Twitterフォロワー6.9万人。
特別支援学校で働く平熱先生の、はじめての本がついにできました。
発達につまずきのある子どもたちと、そのまわりにいる大人のみなさんのために、
特別支援教育をベースにした「困った!」を小さくするヒントが満載。
将来子どもたちが社会に出たとき、たくさんの人やサービスに助けてもらいながら、
少しでも自立して生きていくために。
いっしょに生活する大人ができるサポート、知っておいてほしいことを、
むつかしい話やきれいごとは一切なしで、精一杯書きました。
「どうしてできないんだ!」ではなく、
「どうやったらできるかな?」を考えてく特別支援教育って最高じゃない?
目次
序章 特別支援教育が子育てに有効なワケ
第1章 子どもの「自立」をどう考える?
「できないことが多い」=「自立できていない」じゃない
「好きなこと」は、こんなに人生にプラスになる! ……など
第2章 大人も子どももしんどくならない サポートのポイント
「見えてる」行動の原因は「見えない」ところにあるかもよ
「ちゃんと」「きちんと」「ちょっと」は取扱注意
「どうしてできないの!」が出そうになったら ……など
第3章 こんなときどうする? 日常の「困った」を小さくするためのヒント
感情:怒ったときに、感情を抑えられずにものを投げたり、目の前の人にひどいことを言ってしまったりします。/いつもとちがうことが起こると不安でいっぱいになり、「帰る!」と大騒ぎ。身動きがとれなくなります ……など
ルール:お弁当やプリントなど、学校に持っていくべきものをよく忘れてしまいます。/協調性がなく、遠足や運動会の練習での集団行動ができません。ひとりで列を離れてしまいます。 ……など
生活習慣:おもちゃ、本などを片づけられません。「片づけなさい」と言っても取りかかろうとしません/ほしいものを衝動で買ってしまい、すぐにお小遣いを使い果たしてしまいます。 ……など
対人関係:空気が読めず、見たまま、思ったままのことを伝えてしまい、相手を怒らせてしまいます。/友だちに誘われても、いっしょにあそぶことができず、だれかとの共同作業もできません。 ……など
- 出版社 : かんき出版
- 発売日 : 2023/3/23
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ