【内容情報】(出版社より)
不登校になりそう、あるいは不登校の子の親のための、「不登校になったらどうする?」「その後の進路をどう考える?」に答える。
不登校の小中学生は24万人(2022年)。少子化といわれるなかでも、毎年増えつづけ、コロナ禍による不登校、自主休校もふえている。潜在的な不登校も含めると、全国の不登校30万人ともいわれている。悩んでいる親が、「うちの子は大丈夫」と思えるようになると、子も変わる。大丈夫と考えられるようになるために。実録・不登校マンガを含む、体験者の言葉+専門家のアドバイス。
不登校で傷ついた子ども、その子とともにいて傷つき、疲れはてた親に、「あわてない、せかさない、くらべない」ための処方箋。
「いじめられていることは確かだけど、それだけが理由じゃないし…。
理由が自分ではっきりわかってたら、こんなに悩んだり苦しんだりしない。」
「学校は休んでいるけど、心は休めていない」
「学校は罰を受ける場所。学校でやることすべてが嫌だったので、
それを無理やりやらされるのが、自分にとっては罰のように思えた。」
「不登校になってからいちばん言われた言葉は「頑張れ」でした。」(本書より)
プロローグ「不登校になることができる」という視点/原因がわかれば解決する?
1章 このままでいいと思っている子はひとりもいない
2章 親の生き方、子どもの生き方
3章 発達障害と不登校
4章 「入れる」より「通える」を大事にした進路選択
- 出版社 : 主婦の友社
- 発売日 : 2023/3/24
- 単行本 : 176ページ