【内容情報】(出版社より)

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自らの意志で人生を切り拓き、
世の中の一部として暮らしていく
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障害者を閉じ込めているものは何か? どう対抗すれは自由を獲得できるのか? 施設や社会のなかでの差別と偏見に立ち向かい、介助者はじめ多くの仲間をつくり、自立生活を獲得していくまでの悪戦苦闘の半生を、泣き笑いのエピソードも交えて力強く語る。


■ 内容構成 ■

第1章 誕生、そして脳性小児麻痺者として生きる
一九五七年、体重五〇〇グラムの未熟児として生まれる/真っ赤なバラ/母の神頼み/母とのリハビリ奮闘記/機能改善病院、北療育園に入院する/脳性麻痺とは……

第2章 養護学校へ、そして仲間との出会い
小学校での生活がはじまる/小学校四年生、機能改善病院より強制退院/機能改善病院への再入院/養護学校中学部に入学する/高校進学と同時に退院、家族の元で暮らす/府中闘争に参加する/養護学校を卒業する

第3章 成人施設へ、そして障害者運動から学ぶ
成人施設に入所する/成人式を迎える/清瀬療護園での日々/越えるに越えられない障害/人生初めて結婚について考えた/外に目を向けて動いてみる/両親の離婚でびっくり!/施設生活に区切りをつける/施設生活撤収準備の日々

第4章 社会に飛び出せ、そして自立生活へ
これでも自立生活なの/共働学舎で自立生活の実習/大学のキャンパスで介助者探し/やっと賃貸を借りられた/自分の生活を作る/第一二回全障連全国大会/共働学舎の園長になる/再起か、それとも何もない生活か/

第5章 起業へ、そして茨の道は続く
NPO福祉開発研究センターを設立する/センターの現在、そしてこれからの話/茨の道はまだまだ続く

付 録 藤沢由知が考える介護と介助

  • 出版社 ‏ : ‎明石書店
  • 発売日 ‏ : ‎2023/6/22
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎224ページ

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Written by

今井 靖之

findgood編集者、ライター。

大手電機メーカーで半導体電子部品のフィールドアプリケーションエンジニア、インターネットサービスプロバイダのプロモーションやマーケティングに従事。以後フリー。

身内に極めて珍しい指定難病者を抱える。

神奈川県川崎市在住。サブカルヲタク。「犬派?猫派?」と聞かれたらネコ派、猫同居中。