Last Updated on 2025年12月16日 by 菅間 大樹
介護は技術だけじゃない、心を通わせる「第2のわが家」を育む広報誌『だんらん日和』12月号
日本介護事業株式会社は、フランチャイズブランド「だんらんの家」の魅力を伝える月刊広報誌『だんらん日和』12月号を発刊しました。今号では、神奈川県横須賀市で3つの「だんらんの家」事業所を運営する株式会社ライフに焦点を当て、介護の現場における「受け止める心」と「家族のような居場所」の重要性を深く掘り下げています。

「施設」ではなく「第2のわが家」としての日々
誌面では、株式会社ライフを統括する池田課長が大切にしている「受け止める心で 家族のような居場所を」という言葉が紹介されています。これは単なる理念ではなく、日々の現場で実践されているものです。
池田課長が関わる事業所では、利用者と共に畑で野菜やイチゴを育てたり、すごろくやカルタを手作りしたりと、様々な活動が行われています。壁に飾られる装飾も、職員だけでなく利用者のアイデアから生まれることがあります。ここには、介護する側とされる側という関係を超え、「一緒に日常をつくる第2のわが家」として時間を共有する温かい空気が流れています。何気ない笑顔や会話の積み重ねが、「自宅のように落ち着ける場所」を形づくっている様子がうかがえます。

職員の主体性を育む経営と、支え合う現場の仕組み
このような現場の温かさは、野口社長の経営姿勢によって支えられています。野口社長は、職員に「自分で考え、動く仕事をしてほしい」と伝え、失敗を恐れず挑戦できるよう、その責任は会社が引き受けるという覚悟を示しています。これにより、現場には安心感と主体性が生まれ、職員一人ひとりが自分の役割に誇りを持ち、利用者と真剣に向き合える環境が整っていると考えられます。
また、人手不足が課題となる中で、池田課長は複数の事業所を兼務しながら、拠点同士が連携し、職員同士が自然と支え合う仕組みを現場で育ててきました。効率だけを追うのではなく、人の気持ちを中心にした関わり方が、結果として現場の安定と信頼につながっていることが紹介されています。
『だんらん日和』が目指すものと多様なメンバーの活躍
『だんらん日和』は、全国の「だんらんの家」で働く職員や経営者の声、地域とのつながり、新たなチャレンジを毎月丁寧に取材・編集し、届ける広報誌です。これにより、「だんらんの家」の価値や魅力をより多くの方に知ってもらうことを目指しています。
特筆すべきは、本誌の制作に障がいのあるスタッフを含む多様なメンバーが携わっている点です。企画・取材・デザイン・編集といったプロセスを通じて、それぞれの強みを生かしながら活躍できる場をつくる取り組みも、「だんらんの家」が大切にしているチャレンジの一つです。
「だんらんの家」は、フランチャイズ本部である日本介護事業株式会社と、各地域の加盟事業所が一体となって展開する地域密着型デイサービスです。民家を改装したアットホームな空間で、1日10名程度の少人数制によるきめ細やかなケアを提供しています。入浴サービスや機能訓練に加え、”その人らしい暮らし”の支援と、各事業所ならではの特色あるイベントを実施しています。

日本介護事業株式会社
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