Last Updated on 2025年12月19日 by 菅間 大樹

筑西市初の挑戦:「看多機」と「住まい」が共鳴する新しいカタチ

「ベル・ウィング」は、筑西市内で初めて看多機を同一建物内に設置した画期的なモデルです。これまで地域で個別に提供されていたサービスを一つのチームが担うことで、利用者の生活に寄り添い続けることが可能になります。

この新しいサービスモデルには、主に3つの特徴があります。

  1. 環境の変化が少ない「一貫したサポート」
    「通い」「泊まり」「訪問介護」「訪問看護」のすべてを、顔なじみの同じスタッフが提供します。環境の変化に敏感な方や認知症の方も、いつもの笑顔に見守られながら安心して過ごせるでしょう。
  2. 体調に応じた「柔軟な調整力」
    「今日は少し体調が優れないから、お部屋で看護師に見守ってほしい」といった急なプラン変更にも、同じ建物内のチームが即座に対応します。24時間365日、形を変えながら暮らしを支え続ける体制が整えられています。
  3. ずっとここで暮らせる「継続性」
    医療的ケアの必要性が高まった際や、人生の最終段階においても、住み慣れたお部屋で専門チームが真心を込めて支えることが期待されます。

介護施設共用スペース

ご利用者様の「心地よさ」を最優先に

この施設は、単なる介護施設ではなく、利用者の「2つ目の家」となることを目指しています。

  • 移動の負担が少ない快適さ
    お住まい(ベル)と同じ建物内にケアの拠点(ウイング)があるため、日常生活の延長として、無理なく「通い」のサービスを利用できます。

  • 温もりある「手作り」の暮らし
    管理栄養士が監修した手作りの温かい食事が提供され、シェアハウスのような温かいコミュニティが育まれることが期待されます。

施設内廊下

共有スペース

施設名に隠された「B・E・L・L・W・I・N・G」の秘密

施設名の「ベル・ウィング」は、単なる造語ではありません。「Bell(住まい)」と「Wing(ケア)」、この8文字のアナグラム(並び替え)は、「Well-being(幸福)」となります。これには、単に医療や介護サービスを提供するのではなく、心も体も、そして社会とのつながりも満たされた「ウェルビーイング」な状態を利用者に届けたいという揺るぎない想いが込められているとされています。

今後の展望

「ベル・ウィング(正式名称:住宅型有料老人ホーム ベル上平塚/看護小規模多機能型居宅介護 ウイング上平塚)」における看護小規模多機能型居宅介護の開設は、筑西市内でも初めての事業となります。「デイサービス・ショートステイ・訪問看護・訪問介護」を一体的に提供できるこの新しい仕組みは、地域医療・介護のあり方を変える重要なインフラとなるでしょう。地域の皆様、医療機関、関係者の方々と手を取り合い、誰もが安心して暮らせる地域社会の実現に向けて取り組んでいくとのことです。

内覧会の日程

開設に先立ち、内覧会が開催されます。

  • 日時: 2025年12月25日(木)~27日(土) 9:00~16:30(受付は16時まで)

  • TEL: 0296-54-5252

お問い合わせ先

社会福祉法人 征峯会

白鳥福祉グループのロゴ

  • 住宅型有料老人ホーム ベル上平塚/看護小規模多機能型住居 ウィング上平塚
    茨城県筑西市上平塚743-1
    TEL:0296-54-5252

  • 事業推進室 広報
    TEL:0296-28-1277
    E-mail:press@seihoukai-group.jp

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77