山田瑞恵選手、荒川区長に喜びの報告

山田選手は、今回のデフリンピックでの活躍について、「今大会では、『ミスしても大丈夫、笑顔でいよう』『デフリンピックは楽しみながら笑顔でやろう』と心に決めて試合に臨みました。その結果、気持ちが上向きになり、目標を達成できたのだと思います。」と語りました。

東京2020大会の銅メダルを前に、日本代表のスポーツウェアを着た女性アスリートが、荒川区スポーツ振興課の職員と笑顔で懇談している様子

この言葉からは、競技への真摯な姿勢と、困難を乗り越えるための心の持ち方が伝わってきます。笑顔を忘れずに競技を楽しむことが、最高のパフォーマンスに繋がったと言えるでしょう。

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荒川区との深いつながり

山田選手は、東京2025デフリンピックに向けて、荒川区東日暮里6-45-3にある卓球教室「tortoise table tennis」を練習拠点としてきました。この教室は、卓球女子元日本代表の藤井寛子さんが運営されており、地域に根差した環境で練習を重ねてきたことが、今回の成功の一因となっています。

荒川区は、山田選手を以前からサポートしてきました。昨年8月には、荒川総合スポーツセンターで開催された区主催の「アスリートによるレベルアップ塾」に、山田選手がスペシャルゲストとして参加し、子どもたちへの指導を行いました。地域の子どもたちとの交流を通じて、スポーツの楽しさや夢を伝える活動にも積極的に貢献しています。

スポーツウェアを着た女性が、他の2人と和やかに談話している様子

また、昨年11月23日には、荒川総合スポーツセンターで女子団体戦のパブリックビューイングが実施されました。当日、多くの参加者が会場に集まり、山田瑞恵選手、亀澤理穂選手、木村亜美選手、山田萌心選手の白熱した試合に、会場が一体となって熱いエールを送りました。地域全体で選手を応援する温かい雰囲気が、選手の力になったことでしょう。

オレンジ色のJAPANジャージを着た女性が、男性にメダルを見せています

デフリンピックでの輝かしい実績

山田瑞恵選手は、東京2025デフリンピックで4大会連続出場を果たしました。これまでのデフリンピックでの活動実績は以下の通りです。

  • 2013年ブルガリア大会:団体銅メダル
  • 2017年トルコ大会:団体銅メダル、ダブルス銅メダル
  • 2022年ブラジル大会:団体銀メダル、ダブルス銅メダル
  • 2025年東京大会:団体銀メダル、ダブルス銅メダル

長きにわたり、デフリンピックの舞台でメダルを獲得し続ける山田選手の活躍は、多くの人々に勇気と感動を与えています。地域との絆を力に変え、笑顔で目標に向かう山田選手の今後のさらなる活躍が期待されます。

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
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