Last Updated on 2025年12月17日 by 菅間 大樹
D&I AWARDとは
「D&I AWARD」は、日本最大級のD&Iアワードであり、日本で活動する企業のD&Iへの取り組みを独自の評価指標「ダイバーシティスコア」で採点し、スコアに応じて認定を授与します。この評価指標は「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5つの要素で構成されており、すべての人が包摂される組織・社会づくり活動の基準となっています。
D&I AWARDの詳細については、公式サイトをご覧ください。
障害に対する取り組み
ハウスコムは、障害のある社員と健常者が共にいきいきと働ける環境作りに力を入れています。その一環として「障害者共働プロジェクト」を発足し、具体的な改善策を進めています。
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物理的環境の整備: 店舗のバリアフリー工事や、本社オフィスの床材変更・緩衝材設置、ユニバーサル自動販売機の導入など、誰もが快適に過ごせる空間づくりに取り組んでいます。
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ハウスコムファーム: 2017年からは千葉県柏市で「ハウスコムファーム」を開設し、障害者雇用支援会社が運営する農園内で、障害のある社員と農場長が無農薬栽培にこだわり、さまざまな種類の野菜を育てています。この取り組みは、社員の活躍の場を広げ、社会とのつながりを深める重要な機会となっています。ハウスコムファームの活動はこちらからご覧いただけます。
その他の多様な取り組み
ハウスコムは、障害分野に留まらず、D&Iの各要素において積極的な取り組みを行っています。
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ジェンダーギャップ: ライフステージに左右されずにキャリアを継続できるよう、職種・雇用形態転換制度や定年後再雇用制度、資格取得支援、不妊治療費補助、子育て支援サービス「子育てみらいコンシェルジュ」の導入など、多角的な支援を提供しています。
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LGBTQ+: 性的指向・性自認に関わらず安心して働ける職場を目指し、相談時の個人情報取り扱いルールの明確化、ビジネスネーム「ハウスコムネーム」制度、同性パートナーとその家族も利用できる福利厚生制度(休暇・休職、慶弔金など)の整備を進めています。これらの取り組みにより、「PRIDE指標2025」においてもゴールド認定を取得しています。
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多文化共生: 多様な国籍の社員が互いの文化を認め合い、安心して働き、成長できる環境作りに努めています。社内でのグローバルミーティング開催や、留学生の日本での生活・仕事・住まいをサポートする「一般社団法人外国人留学生支援KAKEHASHI」への加盟を通じて、グローバル人材の活躍を後押ししています。
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育児・介護: 社員が育児や介護と仕事を両立できるよう、週休3日制や短時間勤務を選べる限定正社員制度、法定より長い育児休業期間の確保、保育手当の支給、各種休暇・休業制度の周知・利用推進など、柔軟な働き方をサポートする制度を充実させています。子育てサポート企業として「くるみん」認定も取得しています。
ハウスコムは、今後も社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な価値観が活かされる職場づくりを推進することで、誰もが安心して自分らしく働ける環境の充実を追求していくとしています。
ハウスコム株式会社に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。

