Last Updated on 2023年10月7日 by 菅間 大樹
文科省は、2019年1月に設置した文部科学省障害者活躍推進チームにおける検討を経て、「障害者活躍推進プラン」のうち、
「文部科学省における障害者雇用推進プラン」
「障害者の生涯学習推進プラン」
「障害者による文化芸術活動推進プラン」
「教育委員会における障害者雇用推進プラン」
を公表しました。
「文部科学省における障害者雇用推進プラン」
省全体で障害者雇用を推進する意識を徹底し、障害者の活躍の場を着実に拡充するためのプランです。障害者雇用の推進に関する実務責任者等の配置、理解促進に向けた職員研修の充実、多様な任用形態(プレ雇用、ステップアップ制度等)の導入などを盛り込んでいます。
「障害者の生涯学習推進プラン」
地方公共団体と大学や企業とが連携し、 学校卒業後の障害者の就労も見据えた学びの場づくりを進めること、学びの場の担い手育成のためのコンファレンスの開催、障害者の生涯学習を支援する先端技術の活用方策等の調査研究などを盛り込んだプランです。取組を通じて、障害者の真の社会参加や自立の実現を目指しています。
「障害者による文化芸術活動推進プラン」
障害者による文化芸術活動には、作品の魅力だけでなく、既存の文化芸術に対して新たな価値観を投げかけるなど、多様な価値を有することから、鑑賞や創造、発表の機会の拡充や、権利保護の推進、文化芸術活動を通じた交流の促進、人材育成や情報の収集などの取組を通じて、文化芸術活動の一層の推進や、共生社会の実現に向けて取り組むプランです。
「教育委員会における障害者雇用推進プラン」
教育委員会における障害者雇用を積極的に意義付けて取組を推進するプランです。教師の障害者雇用に係る実態把握、大学等の教職課程における学生の支援や採用選考試験の改善、入職後の合理的配慮に係る好事例の収集・発信など、総合的な取組を通じ、教育委員会の取組を促すなど、障害者が教師等として活躍できる環境整備を進めていきます。
詳細については
文部科学省 「障害者活躍推進プラン」の公表について
をご覧ください。