Last Updated on 2025年12月23日 by 菅間 大樹
未経験から3カ月で労務業務を習得
WTBASEの業務執行理事・事務局長を務める五箇氏は、2022年に参画法人である社会福祉法人福信会へ、未経験ながら労務担当として入職しました。当時、契約されていたfreee人事労務はほとんど利用されていませんでしたが、カスタマーサポートによる丁寧な説明を受け、その利便性を理解し、運用継続を決断しました。
五箇氏は労務に関する知識がほとんどない状態からfreee人事労務を使い始め、約3カ月でほとんどの労務業務に対応できるようになりました。給与計算はもちろん、人事データの更新といった複雑な作業も直感的な操作で対応できるため、その効果を実感しています。

経理業務も大幅に効率化、未経験で決算書を完成
WTBASE設立後、五箇氏はfreee人事労務での成功体験を踏まえ、わずか2カ月後にはfreee会計を導入しました。これにより、一期目の決算では、初めての決算書作成をfreee会計を活用して一人で完了させることができました。参画法人との打ち合わせの合間など、限られた時間で作業を進められたといいます。
現在、会計処理は別の職員が担当しており、毎月の会計処理をわずか15分程度で行う効率化が実現しています。特に、請求書などの文字を画像から自動で読み取る「AI-OCR機能」は、大量の請求書をクラウド保存する際の煩雑な手入力を「撮影してボタンを押すだけ」という簡単な作業に変え、業務削減に大きく貢献しています。

freeeプロダクト統一で実現する、業務効率化と法人間の連携強化
WTBASEは、今後の法人間のオペレーション改善を進め、バックオフィス業務における連携推進法人全体の会計担当の一元化も視野に入れています。勤怠管理、給与計算、会計データがfreeeのプロダクトで連動することで、施設運営全体における「お金と人」の流れを立体的に把握し、経営改善施策を迅速に立案・実行できる体制構築の基盤となると考えられています。
将来的には、参画する全法人のシステムをfreeeのプロダクトで統一し、単なる業務効率化に留まらず、法人間のデータやコミュニケーションの連携が取りやすい強固な環境を構築することを目指しています。システム統合によるデータ共有体制が、現場の設備投資や人員確保に十分な予算を振り分けるための鍵となると、WTBASEは確信しています。
この事例は、社会福祉分野におけるDX推進の可能性と、システム導入が人材育成や業務効率化、そして法人間の連携強化にどれほど貢献できるかを示しています。WTBASEの取り組みは、持続可能な社会福祉サービス提供に向けた希望の光となるでしょう。
WTBASEの導入事例に関する詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.freee.co.jp/cases/wtbase/
社会福祉連携推進法人WTBASE 会社概要
会社名:社会福祉連携推進法人WTBASE
代表者:中村正人
設立日:2024年12月27日
所在地:東京都羽村市神明台4丁目2番2
https://www.wtbase.jp/
フリー株式会社 会社概要
会社名:フリー株式会社
代表者:CEO 佐々木大輔
設立日:2012年7月9日
所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
https://corp.freee.co.jp/
関連リンク
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