開催の背景と「ゴチャマゼSEED」に込められた想い

SOCIALSQUARE秋田山王店では、企業就労や自立した生活を目指す人々が、日々障害福祉サービスを利用しています。支援の現場で感じられたのは、支援者間の連携が非常に重要であるという認識でした。

「同じ想いや課題意識を持ち、利用者様に伴走する支援機関が、所属の枠にとらわれず、ゆるくつながりながら学び合い、地域課題の解決につながる“種”が生まれるような場をつくりたい」という職員の対話から、「ゴチャマゼSEED」は誕生しました。

この名称には、法人が大切にする多様な個性が混ざり合う状態を指す「ごちゃまぜ」の理念と、以下の4つの要素から成る「SEED」が組み合わされています。

  • Social(社会)
  • Empower(力を与える)
  • Engage(関わる)
  • Dialogue(対話)

当日の様子:熱気に包まれた対話の場

悪天候にもかかわらず、県内各地から23名の支援者が集結しました。「生きづらさ」をテーマにした対話では、参加者一人ひとりの生活者視点から多様なアイデアが生まれ、組織の枠を超えた活発な交流が実現しました。

ワークショップで活発に議論する参加者たち

参加者からは「1時間では語り尽くせない」という声が上がるほど会場は熱気に包まれ、終了後も名刺交換が続く様子から、今後の連携に対する強い期待がうかがえました。この交流会は、単なる交流に留まらない「ゴチャマゼの場」としての確かな手応えを得るキックオフとなりました。

付箋に「生きづらさ」について書き出す参加者の手元

担当者のコメントと今後の展望

イベント担当者からは、悪天候の中集まった参加者への感謝が述べられました。地域には既に様々なネットワークが存在するものの、「ゴチャマゼSEED」が目指すのは、それらをさらにゆるやかに繋ぎ、支援者という枠を超えた「生活者視点」で対話ができる場であるとのことです。

イベントで交流する参加者たち

この場から生まれた小さな種を、参加者と共に大切に育て、秋田の未来をより豊かなものにしていきたいという展望が示されました。

NPO法人ソーシャルデザインワークスについて

SOCIALSQUARE秋田山王店を運営するNPO法人ソーシャルデザインワークスは、全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開しています。就労移行支援、自立訓練(生活訓練)、就労定着支援サービスを提供しており、仲間同士が感謝し合い、お互いの幸せを追い求め、協力し合う風土を大切にしています。

多様な考え方や生き方、働き方を尊重し、応援し合う文化を醸成しながら、20年後の未来・社会に向けて人・街・文化に対する様々な社会貢献活動を行っています。全国の拠点で諦めずに行動し続けることで、地域の人々の勇気となり、多くの人々の人生の豊かさに繋がる社会の実現を目指しています。

関連情報

イベントや事業所に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

ソーシャルスクエア秋田山王店

  • 住所:〒010-0951 秋田市山王6丁目2-16 アバンテ山王1F
  • 電話:090-8509-3151
  • メール:ss_akitasanno@sdws.jp

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Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77