Last Updated on 2026年1月5日 by 菅間 大樹
「つながり」が求められる社会で若者はなぜ孤立するのか
現代社会では、子どもや若者の孤立、そして彼らの居場所づくりが重要な社会課題として注目されています。しかし、「つながること」が“善”として強く求められる社会の風潮は、時に若者たちにとって大きなプレッシャーとなり、かえって孤立を深めてしまう原因となることもあります。
このような現状に対し、認定NPO法人3keysは、2026年3月2日(月)に連続セミナー「Child Issue Seminar」の第28回として、「『つながりの過剰』と『ひとりの安心』~若者が“つながりを選べる”社会を考える~」を開催します。

「つながらない自由」と「ひとりの安心」を考える
本セミナーでは、「つながらない自由」や「ひとりでいても安心できる居場所」という新たな視点から、若者自身が“つながり方を選べる社会”の可能性を探ります。社会学者である筑波大学の土井隆義氏による基調講演をはじめ、全国4,000人の思春期世代を対象としたアンケート調査結果の報告、さらには行政・専門家・支援現場によるトークセッションを通じて、これからの若者にとって本当に必要な居場所の在り方を多角的に議論します。
子ども・若者支援に携わる自治体職員、教育・福祉関係者の方々はもちろん、若者の居場所や孤立の問題に関心を持つすべての方に広くご参加いただける内容となっています。
プログラム内容
【第1部】
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基調講演:筑波大学 人文社会系 教授 土井隆義 氏

土井隆義氏は、今日の若者たちが抱える生きづらさの内実とその社会的背景について、人間関係論の観点から考察を進める社会学者です。 -
調査報告「4,000人の思春期世代アンケート調査結果」:
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北海道大学 准教授 加藤弘道 氏

加藤弘道氏は、発達心理学を専門とし、いじめや非行といった思春期の「問題」について研究しています。 -
早稲田大学 白田好彦 氏

白田好彦氏は、こども家庭庁で児童育成支援拠点事業の制度設計を担当し、政策立案を通じた子ども支援に取り組んでいます。
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【第2部】
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3keys活動報告「非交流型居場所・5年間の実践報告」:
- 認定NPO法人3keys 代表理事 森山誉恵

森山誉恵氏は、2009年に3keysを設立し、代表理事を務めています。
- 認定NPO法人3keys 代表理事 森山誉恵
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トークセッション「非交流型居場所とは何だったのか」:
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こども家庭庁 成育環境課 居場所づくり推進官 大山宏 氏

大山宏氏は、こども家庭庁にてこども・若者の居場所づくりの推進に関する事業を担当しています。 -
元港区子ども家庭支援センター 保志幸子 氏

保志幸子氏は、長年港区役所で児童館長や子ども家庭支援センター所長などを歴任し、子ども支援に携わってきました。 -
土井隆義/森山誉恵/白田好彦(ファシリテーター)
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開催概要
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開催日時:2026年3月2日(月)14:00~17:30(開場13:30)
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開催形式:会場開催(後日アーカイブ配信あり)
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会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール 大ホール(東京都千代田区日比谷公園1-4)
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参加費:会場参加 無料/アーカイブ配信 1,000円(後日録画配信)
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主催:認定NPO法人3keys
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申込方法:Peatixより事前申込が必要です。
※アーカイブ視聴URLは2026年4月1日頃に案内される予定です。
認定NPO法人3keysについて

認定NPO法人3keysは、「どんな環境で生まれ育った子どもにも、必要な社会資源が行き届く社会」を目指し活動しています。全国でも珍しい非交流型・非プログラム型ユースセンターの運営をはじめ、10代向け支援情報検索・相談サイト「Mex(ミークス)」、虐待等により学習ハンデを抱えた子どもへの学習支援など、多角的な支援を行っています。このセミナーも、その活動の一環として開催されます。

