訪問看護の需要拡大と、安定したサービス提供の重要性

少子高齢化が進む日本では、在宅での医療ケアを必要とする人々が増え、訪問看護の需要は右肩上がりに推移しています。新規開業する事業所数も過去最高を記録する一方で、全国訪問看護事業協会の調査(※1)によると、2025年度の訪問看護ステーションの廃業数(休業含む)は過去最多の1,241件、廃業率は6.6%と、一般中小企業の廃業率と比較して約2倍という高い水準にあります。

この高い廃業率の背景には、開業前の準備不足や、開業後の制度理解・経営管理の不備など、さまざまな要因が考えられます。訪問看護ステーションが安定して運営されることは、利用者が安心して在宅生活を送る上で不可欠であり、特に障害を持つ人々にとっては、住み慣れた地域で必要なケアを受け続けるための生命線とも言えるでしょう。

開業準備における多重課題と情報分断

訪問看護ステーションの開設を志す際、経営者は膨大な情報量に圧倒されがちです。何から着手すべきかの優先順位付け、理想とする看護の追求と煩雑な事務手続きの両立、多岐にわたる行政手続きと複数に分かれる担当窓口、そして医療者から経営者への転身に伴う経営スキルの壁など、多くの困難が立ちはだかります。

訪問看護ステーション開業の課題を解決する「iBow 新規開業パーフェクトコース」とは

eWeLLは、このような業界の課題に対し、開業前の準備不足や開業後のつまずきをなくし、ステーションの事業成長を促進したいと考えました。そこで、「iBow 新規開業パーフェクトコース」の情報を構造立てて整理し、ステップバイステップで実務に落とし込める形に再構成し、大幅な刷新に至りました。

iBow導入の新規開業ステーションは全体と比べて廃業リスクが大幅に軽減

このコースは、開業者が情報に迷うことなくアクセスし、対応漏れを防ぎながら、開業後の運営を軌道に乗せるための基盤づくりを支援します。これにより、経営者は「質の高い看護」に専念し、永続的に地域医療を支え続けられる安定した事業運営の実現を目指せるでしょう。

リニューアルでさらに手厚く!開業から運営成功までの徹底サポート

今回のリニューアルでは、開業準備から運営までの疑問に包括的に対応できるよう、情報とコンテンツが見直されました。主な刷新ポイントは以下の通りです。

開業ロードマップ・チェックリストの新規追加

開業までの流れと必要な対応が時系列で整理され、各ステップで参照すべき動画、テンプレート、マニュアルが紐づけられました。これにより、「次に何をすべきか」が明確になり、計画的な準備が可能になります。

届出・手続き一覧の新規追加で抜け漏れ防止を支援

開業に向けて対応が必要な届出・手続きが一覧化され、準備の抜け漏れを防ぐための実務導線が強化されました。これにより、複雑な行政手続きもスムーズに進められることが期待されます。

実務テンプレート・専門家監修マニュアルを拡充

「そのまま使える」実務書類のテンプレート群と、運営に必要なマニュアルが18本から35本へと大幅に拡充されました。これにより、開業準備から運営開始後まで、現場で実践的に活用できるノウハウが提供されます。

動画コンテンツとトップページを刷新し、学習・検索性を改善

動画コンテンツは概要説明中心から、「指定申請」「営業戦略」など現場課題を深掘りする内容に更新されました。また、トップページも刷新され、必要な情報へより早く到達できる導線が整備されています。

監修体制による高品質なコンテンツ提供

本サービスの品質と実務適合性を高めるため、コンテンツは以下の専門家体制で整備されています。

  • マニュアル 現場の実務・運営サポート:一般社団法人日本男性看護師會様(https://nursemen.net/)が、訪問看護の最前線のノウハウを反映。

  • テンプレート 法務・労務・契約サポート:株式会社BAMBOO INCUBATOR様(https://bambooincubator.jp/)が、弁護士や社会保険労務士などの専門知識に基づき、法令改正を踏まえたテンプレートを監修。

この「iBow 新規開業パーフェクトコース」は、全国で提供されており、価格は150,000円(税抜)です。詳細は以下のリンクから確認できます。

在宅医療の未来を支え、誰もが安心して暮らせる社会へ

eWeLLは、訪問看護の新規開業を目指す人々が、必要な情報へ迷わずアクセスでき、開業後も地域に継続して訪問看護を提供できる状態を目指し、サービスを提供しています。在宅医療のプラットフォーマーとして、システム提供だけでなく、データとテクノロジーを活用した訪問看護の総合的な支援を行うことで、持続可能かつ発展的な地域医療環境の構築を支えています。

MAKE PEOPLE HAPPY ひとを幸せにする

「ひとを幸せにする」をミッションに掲げるeWeLLの取り組みは、訪問看護の現場をDXで支援し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現します。訪問看護向け電子カルテ「iBow」や、地域全体の医療リソースを最適化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」などを展開し、全国で多くの看護師等に利用され、累計92万人以上の在宅患者の療養を支えています。この基盤強化は、高齢者だけでなく、障害を持つ人々が安心して在宅で生活するための重要なサポートとなり、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献することでしょう。

※1 一般社団法人全国訪問看護事業協会 「令和7年度 訪問看護ステーション数 調査結果」、中小企業庁 中小企業白書2021 第2章 中小企業・小規模事業者の実態より。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77