Last Updated on 2025年12月23日 by 菅間 大樹

協定に基づく共働事項

この協定では、以下の3つの共働事項が定められています。

  • 平時または災害時における重層的な支援の実施

  • 認知症や障がいのある方、療養中の方、身寄りのない方など、配慮が必要な豊田市民への権利擁護・意思決定支援の推進

  • 地域共生社会の実現を目指す地域・民間・行政等による官民ネットワークの拡充

これらの取り組みを通じて、豊田市は市民一人ひとりが安心して暮らせる社会の実現を目指します。

市長からのメッセージ

豊田市の太田稔彦市長は、本協定が2年前に開催された地域共生社会推進全国サミットで確認された「目指す姿」を起点としていると述べました。また、これまでの取り組みの中で、多様な関係者の活動共有や連携強化の必要性を感じていたとのことです。今回の14者で形成されたプラットフォームを土台に、身寄りのない高齢者などへの支援や、災害時の福祉的対応をさらに進めていく意向が示されています。

協定締結式の詳細

協定締結式は、2025年12月22日(月)午後2時から2時45分にかけて、豊田市役所 南庁舎7階 南72委員会室で行われました。豊田市長と、豊田市社会福祉協議会を含む関係13団体の代表者が出席し、共同宣言と協定締結が執り行われました。

協定書に署名する様子

この協定により、豊田市における地域共生社会の実現に向けた支援体制がより一層強化され、市民の皆様が安心して生活できる環境づくりが進められることでしょう。

関連情報

本件に関する報道発表資料は、豊田市のウェブサイトで確認できます。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77