Last Updated on 2025年12月25日 by 菅間 大樹

マンガで学ぶ、未来の転倒対策

本書は、転倒予防研究の第一人者である鈴木みずえ氏(浜松医科大学 医学部看護学科 臨床看護学講座 特命研究教授他)が総監修を務め、株式会社Magic Shieldsの取締役COO/理学療法士である杉浦太紀氏も寄稿しています。鈴木みずえ氏は、高齢者の転倒や認知症に関する数多くの論文や書籍を執筆しており、株式会社Magic Shields主催のウェビナーにも登壇しています。

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【無料アーカイブ視聴あり】実践に活かすパーソン・センタード・ケアの基本: https://www.magicshields.co.jp/seminar/4813/

専門的な内容を、マンガのストーリーを追うことで読者が未来の転倒対策の世界を疑似体験できるような構成になっているのが特徴です。AI予測、ウェアラブルデバイス、VR、スマートホーム、IoT、ロボティクスといった最新テクノロジーが、どのように転倒予防に貢献できるのかを具体的に描き出しています。転倒対策を分かりやすく学びたい方にとって、きっと有益な一冊となるでしょう。

書籍概要

  • タイトル: 医療・ケア職のための未来型転倒対策ノート ―もしも転倒のない世界があったら―

  • 総監修: 鈴木みずえ(浜松医科大学 医学部看護学科 臨床看護学講座 特命研究教授 他)

  • 工学監修: 伊藤友孝(静岡大学 工学部機械工学科 准教授)

  • 定価: 2,420円(税込)

  • 発売日: 2025年12月25日(木)

  • 体裁: A5判/136ページ

  • 電子版: あり

  • ISBN: 978-4-05- 802149-1

  • 発行: メディカル・ケア・サービス株式会社

  • 発行・発売: 株式会社Gakken

学研出版サイト: https://hon.gakken.jp/book/2080214900

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転倒骨折予防フロア・マット『ころやわ®』の取り組み

高齢者の転倒骨折リスク軽減を目指す株式会社Magic Shieldsは、転んだときだけ柔らかい「可変剛性構造体」を用いたフロア・マット『ころやわ®』を開発しています。この特殊構造のマットは、病院や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの介護施設を中心に1,000以上の施設に導入されており、好評を得ています。

『ころやわ®』は、緩衝マット・クッションカテゴリにおいて、2025年上半期販売数シェア1位(シェア79%)を達成しました(全国約2000社を対象に販売する大手卸販売X社カタログ販売実績より)。

株式会社Magic Shieldsは、『ころやわ®』を通じて転倒骨折を防ぐことで、医療費や介護費の削減、医療現場の人手不足や労働環境の改善にも貢献できると考えています。「すべての人が骨折を気にすることなく、自分の意思で自由に動ける」社会の実現を目指し、今後も製品開発・改善に力を入れていくとのことです。

株式会社Magic Shieldsについて

株式会社Magic Shieldsは2019年に設立され、自動車工学と医学をベースに新素材と構造「メカニカル・メタマテリアル」の研究開発、および製造・販売を行うスタートアップです。転倒骨折のリスクを軽減する床材『ころやわ®』を医療機関や福祉施設、一部在宅向けに提供しており、導入施設は1,000施設以上です。特に500床以上の病院施設では、全病院の4分の1以上(28%)が『ころやわ®』を導入しており(株式会社Magic Shieldsによる2025年7月16日時点の調査)、医療安全対策のプロにも評価されています。

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77