Last Updated on 2021年2月22日 by 今井 靖之
eスポーツを活用した県の障がい者支援
愛媛県では、障がいの垣根なく取り組むことができるeスポーツをコロナ禍においても安全に推進するため、県内10か所のeスポーツモデル施設(特別支援学校及び障がい者支援施設等)のデジタルシフト化を進め、各施設とコントロールセンター(県及びNTT西日本)とをオンラインで相互接続し、「eスポーツの対戦・交流・視聴」ができる新生活様式に沿った新たな方法による大会を開催します。
実施日:令和3年2月20日(土) 13:00~16:00
場所:
(1)コントロールセンター(NTT西日本愛媛支店別棟4階会議室:松山市一番町4-3)
(2)特別支援学校及び障がい者支援施設等(県内10か所)
内容:
(1)オンラインeスポーツ大会
ぷよぷよeスポーツをトーナメント方式により実施。コントロールセンターから、愛媛県出身のeスポーツキャスター馬人(うまんちゅ)氏の実況及びプロeスポーツプレイヤーlive(りべ)氏の解説を配信。
(2)交流イベント
・オープニング(県地域スポーツ課長あいさつや北海道医療センター所属、吉成健太朗選手によるエキシビジョンマッチなど)
・基調講演(乙武洋匡氏)
・重度の身体障がい者のためのゲームデバイス紹介(北海道医療センター 田中栄一氏)
・表彰(優勝者から3位の者まで)
参加者:愛媛県内eスポーツモデル施設(10施設)の障がい者20名
今後の展望:
愛媛県では、障がいの垣根なく実施できるeスポーツを障がい者へ推進し、障がい者のリハビリやITリテラシーの向上、多様な県民との交流機会の創出など、障がい者の持つ可能性を広げる取組みを行っており、当イベントの開催を契機に、障がい者施設間同士の交流をより活発化させ、その後の地域の学校や企業、県外施設との交流拡大へつなげていく計画としています。
当日の大会の様子は、YouTubeで生配信するほか、大会後にダイジェスト動画を作成し配信します。