Last Updated on 2020年10月12日 by 菅間 大樹

段階的に仕事について知る、体験できる

働きづらさを抱える若者や障害者の就職支援を行う株式会社エンカレッジ(大阪府大阪市 代表:窪貴志)は、大学生向けインターンシップや小中高校生向けキャリア教育プログラムを提供するNPO法人JAE(大阪府大阪市 代表:坂野充)と共同で、学生がオンライン上で仕事の疑似体験ができるサービス「オンラインしごと体験」を2020年9月1日(火)にリリースしました。
https://shigoto-taiken.com/

本サービスは、学生は無料で登録でき、以下の3つのコンテンツを通じて、段階的に仕事について知る、体験できる仕組み。

・しごとインタビュー:職業人のインタビュー動画から様々な仕事や働き方を知る
・しごとサンプル:会社で実際に行われる仕事の一部を体験する
・オンラインインターン:企業から与えられる仕事の課題に取り組む
また、会社や業界ではなく、「仕事」そのものへの理解を深めることにより、学生が仕事の中身や働くイメージを持てるようになることを目的としています。

キャリア教育の教材として、企業と学生がつながる機会として

本サービスは、大学等の教育機関で学生の就職・キャリア支援に活用してもらうことも想定。キャリア教育の教材として、学生の職業スキルや適性を把握するツールとして、社会体験の機会が少ない障害学生の就職準備として、様々なケースで活用できるとのことです。
また、企業も、しごとインタビューへの協力やオンラインインターンへの課題提供を行う等により、多くの学生に会社の存在を知ってもらえ、採用につながる可能性も広がります。

会社概要

会社名:株式会社エンカレッジ
本 社:〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2階
営業所:〒102-0073 東京都千代田区九段北1-7-3 昭栄ビル4階
資本金:410万円
代表者:窪 貴志
社員数:49名(2020年8月現在)
設 立:2013年7月
サイト:https://en-c.jp/
事業内容:
・発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ(大阪、心斎橋、天満橋、京都、京都三条)
・働くチカラPROJECT(発達障害やコミュニケーションが苦手な学生の就職支援プログラム)
・発達障害進路相談室「en+career」(発達障害のある人の就職相談)
・学校法人支援サービス(発達障害学生や学校生活・就活に困難さを抱える学生向け講座、教職員向け研修など)
・企業向け障害者雇用支援サービス(コンサルティング、採用、定着支援など)
・学校生活に困りごとを抱えた学生の自立促進ICTツール Booster
・「働きたい!」を支えるICTプラットフォーム Boosterキャリア
・働くチカラWEB(発達障害のある方の就労を応援するWEBメディア)

Written by

菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77