Last Updated on 2020年7月11日 by 菅間 大樹

年の通常国会からの導入を目指す

参院議院運営委員会の与野党理事が参加するバリアフリー化推進プロジェクトチーム(PT)は6月9日、国会内で会合を開き、聴覚障害者向けに参院の本会議や委員会のインターネット審議中継に手話通訳の映像をつけるよう検討しました。
会合の結果、来年の通常国会からの導入を目指して協議を進めることになりました。

手話通訳の導入を目指すのは本会議での首相の施政方針演説や所信表明演説、演説に対する各党の代表質問の中継。一部の委員会審議でも検討するとのことです。
今後は、手話通訳者の派遣依頼や撮影ブースの設置などの環境整備に向けた議論を進める予定。

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菅間 大樹

findgood編集長、株式会社Mind One代表取締役
雑誌制作会社、広告代理店、障害者専門人材サービス会社を経て独立。
ライター・編集者としての活動と並行し、就労移行支援事業所の立ち上げに関わり、管理者も務める。職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了。
著書に「経営者・人事担当者のための障害者雇用をはじめる前に読む本」(Amazon Kindle「人事・労務管理」「社会学」部門1位獲得)がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0773TRZ77