Last Updated on 2023年8月5日 by 菅間 大樹
公益社団法人東京都理学療法士協会(会長:森島 健)は、2023年8月6日(日)に、小学生を対象としたインクルーシブ教育体験事業「共生社会ってなんだろう?」を開催。同体験事業の参加者を7月26日(水)まで募集しています。
インクルーシブ教育体験事業「共生社会ってなんだろう?」概要
日時 : 2023年8月6日(日)13時30分~16時(受付 13時~)
場所 : BPM(池尻大橋駅徒歩1分)
東京都世田谷区池尻2丁目31-24 信田ビル2階
主催 : 公益社団法人東京都理学療法士協会
参加費 : 無料
定員 : 30名
対象 : 小学3年生~6年生
※付き添いの方の待機スペースもご用意しております。
イベントチラシ: http://www.pttokyo.net/info/2023/07/21370.html
申し込み方法 : 以下リンクおよび二次元コードから申し込み 締め切り:2023年7月26日(水)
なぜインクルーシブ教育なのか
以下、プレスリリースより
「障がいがある」という理由で排除されてしまう、できることや選べる道が少なくなってしまう。
残念なことですが、こういった状況が日本にはまだ存在します。
障害を抱える方を支える専門職の集まりである東京都理学療法士協会エスカレーターマナーアップ推進委員会(委員長:齋藤 弘)では、多様な他者がともに共存していく社会(以下、共生社会)に向けた活動を2015年より実施しています。
共生社会の実現においてインクルーシブ教育が果たす役割は大きく、世界的にも注目が高まっています。一方、我が国のインクルーシブ教育の取組は欧米諸国に比べて遅れており、2022年9月9日に国連の障害者権利委員会は日本に対して、「インクルーシブ教育の権利を保障すべき」との記述を含む勧告を出しているところです。
日本の教育体制は障がいを持つ者と持たない者を分離して行うことが定着しており、ともに学び合う機会は少ない状況です。そこで公益社団法人東京都理学療法士協会は2022年に、「わけがあってこちら側に止まっています~心のバリアフリ~」まんが教材作成プロジェクト(プロジェクト統括:野崎展史)を立ち上げ、様々な人が共生する社会の在り方を考えるきっかけ作りに取り組み始めました。今回の夏休みの体験イベントはこういった取組の一環で企画されました。
今回の体験イベントは、障がいを持つこどもとそうでないこどもが、無理なく一緒になって学べる場を目指し準備を進めて参りました。具体的には、本会が開発したまんが教材「わけがあってこちら側に止まっています~心のバリアフリ~」を活用したワークショップやボッチャ体験を予定しています。体験イベント中は現役の学校の先生や理学療法士らが全面的にサポートを行うなど、児童らが安心して学べる環境をご用意しています。
会社概要
法人名 : 公益社団法人東京都理学療法士協会
所在地 : 東京都渋谷区代々木1-58-7 ヴェラハイツ代々木201号
会長 : 森島 健
設立 : 1969年
ホームページ: http://www.pttokyo.net/